図形の極の凄さを改めて知る。 | 青山長男のブログ

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茨城県結城郡八千代町、青山ゼミナール・八千代本部校のブログです。

先日A君が、図形の極で解いていた問題です。

 

1辺の長さが1cmの立方体の積み木54個を、この立体を図のように積み重ねた立体があります。

この立体の表面全体に赤いペンキをぬったあと(下側の面にも塗る)、バラバラにくずしました。

① 3つの面にペンキが塗られている積み木は何個ありますか。

② 1つの面にペンキが塗られている積み木は何個ありますか。

③ 2つの面にペンキが塗られている積み木は何個ありますか。

④ ペンキが塗られていない積み木は何個ありますか。

 

みなさん、4問解くのに、どのくらいかかりますか?

この問題は、数学的な知識は必要ありません。

図形をイメージして数えるだけ。

極端なことを言えば、小学1年生でも問題の意味がわかれば解ける問題です。

 

もし、この問題が直方体や立方体のように、『長四角・真四角』だったら解きやすいはず。

1段目と3段目が同じ塗られ方になるから、2段目だけ注意して数えれば、はやく答えることもできる。

でも、この立体は右側が階段のようになっているため、難易度が高く、1段ずつ考えなければなりません。

特に、『塗られていない積み木の数』が注意です。

 

A君は、この4問を30秒かからずに答えていました。しかも全問正解。

私も横で数えていたのですが、段違いに答えるのが速い・・・。

図形の極を一番長く受講しているA君。長くやっているからこそ、立体のイメージができているのでしょう。

立体を、上下左右正面後ろと六方向から見えているのでしょう。

彼にとっては、『数えるだけの問題』なので『簡単すぎる』ようです。