いわさきちひろ(1918~1974)の初期の原画4点発見!

没後50年となる信州ゆかりの絵本作家いわさきちひろが1950年代前半に描いた絵が、個人の家で見つかりました。

新聞の1面トップで報じられたのを見過ごしてしまいましたが、友達が記事の切りぬきを送ってくれました。

知人の依頼を受け、旧国立療養所の冊子『療友通信』の表紙絵として画用紙にペンで描かれています。



後年の作品に比べ、楕円形の顔や細く長い鼻筋が特徴です。

眉も描かれています。


↓私の手元に残してあった絵本『ひさの星』(1972年第1刷)と、ポストカード『あひるとクマとあかちゃん』(1971年)。
画風の変遷が判りますね。

こどもを愛し、平和を望んだちひろの優しい作品は、いつも心にしみます。


お話のお仲間や生涯学習で何度か安曇野ちひろ美術館へ行きました。
松川村経営の広大な公園の中にあり、展示室、カフェ、ミュージアムショップ、再現したちひろの書斎、とっとちゃん広場など世界一の規模の絵本美術館。
色んな企画展示、お話し会なども。
shopの品物は、オンラインでも手に入ります。
マグなどの磁器は鳴海製陶製。
↓以下3画像はネットからお借りしました



私達が訪れた日には、夫松本善明さんとの息子である松本猛さんの対談をテレビが収録していました。
館長は、
黒柳徹子さん。


↓ この絵本もよく読み語りに使いました。

心象風景が印象的な挿し絵は、味戸ケイコさんです。

心を閉ざし、ひっそりと亡くなった少女。

もし、いわさきちひろならば、どんな風に描いたでしょう?




ダウン症の男児のお辞儀


人手不足は、教育保育現場にも及び、長野県の教師も欠員が出ています。

職務の大変さや給与などの理由で、新卒者は一般企業へ流れているそうです。

なかなか、こどもと関わる魂の教師ではいられなくなった昨今です。


ここに、インスタグラムで多くの人を感涙させた園児のお辞儀の画像があります。


卒園式前日まで、どうしてもお辞儀ができませんでした。

ところが!

当日!

園長先生、進行役の先生、来賓が涙を堪えきれない男児の立派な姿。

勿論、母親も、、。

ダウン症セラピストはるみさんのショート動画は、インスタグラムやYouTubeでも視られると思います。





ダウン症のこどもさんは、天使とよばれるほど、純真無垢です。

沢山の人を感動させてくれた、この男児は今、いくつでしょう?

健康で、よい日々を過ごしていてほしいです。