墓所へ
きたる日曜朝6時から菩提寺で墓地の一斉清掃が行われます。
菜の花バスは休みだし、朝6時までには歩いて行かれません。
急斜面にある墓地の上り下りは、
膝痛の高齢者にとっては、心臓が破れそうです。
近年は、ずっと娘が掃除やお詣りをしてくれていました。
今回も土曜日に日帰りで来ると言ってくれました。
が、お寺様に用事もあるので、頑張ってみよう!と、決めました。
幸い、朝から快晴の予感。
芝生の霜が溶けて、湯気?が上がっています。
今日は、長靴と蚊取りスプレーは不要です。
長子故に(いつでもお詣りできるように)と、責任を感じているのでしょう。
いじらしくなりました。
左手の丘陵に、寺院が沢山並び、各寺の本堂裏の傾斜地に墓地があります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240426/14/yachiike-no-hotori/dd/73/j/o0934108015430672414.jpg?caw=800)
車椅子や歩行器はダメ。
退職金を使って、お墓を改造したじっちゃんは、10年も来ていません。
我が家の墓地はずっと上の方ですから。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240426/14/yachiike-no-hotori/33/a9/j/o0810108015430672456.jpg?caw=800)
堅固で正統的なお墓。
数百万円でしょうか?
墓地を守り、菩提寺と繋がる継承者は、法事や護寺会、親類との付き合いなど、負担が多いです。
私の生家は、亡父の遺したお金の一部を『○○家基金』として、遠方にいる弟が法事、親類との付き合い、土地の管理、家の修理など担ってきました。
真面目な弟は、出費を全てコピーしてきょうだいに逐一報告していました。
田舎では、大木が邪魔だと言われて、伐採に数十万円掛かったり、予想もつかない出費がありました。
当初、諭吉様が1000万人もおいでになりましたが、今はみな出て行かれ、弟が護ってくれた古民家も僅かなお金で手放しました。
父だけでなく、私達世代も、世の中の変化を予想出来ず、目の前のことに対処するのに精一杯でした。
じっちゃん(夫)は、私がスマホで撮影して帰り、お墓の画像を見せても、無関心‼️
あんなに、お墓作りに燃えたのはどなたかね?
お寺様にご香料とお土産を用意して行きましたが、お寄りせず、丁度良いバスがあったので、帰りました。
人形館の『花カフェ』か、知人の喫茶店『風の蔵』で休みたかったですが、帰りました。
おうちカフェで、頂き物のパティスリー ヒラノさんの冷凍ケーキを食べました。