Hさんの手紙
昨年、私の迷歌をお若い選者(30代)の小島なお先生が珍しく上席に選んでくださいました。
『世帯主となりたる友はごみ袋に太マジックで己が名を書く』
近隣にご主人に先立たれた方が何人かいます。
私ならゴミ袋にいつまでも夫の氏名を書きそうです。
選評に、『(太マジック)に新しい生活への決意が表れてる』と。
その記事を読んだ中信に住むHこさんから葉書が来ました。
『私の気持ちそのもの。いつも、ゴミの日に、躊躇う。今でも、リンゴの樹の向こうから、消毒カーで(おーい!)と、現れそう』
H子さんは、語りの友でした。
シュタイナー農法を実践しながら、全国のキリスト教系列の農場を手伝い、各地におはなしの種を撒いて来ました。
滞在地の二ヶ所ほどを訪ねましたが、お話の魔女さんは
地球の自転に合わせて、穀物の種をふやかしたり、雑草畑に野菜を栽培してました😀
Hこさんの穏やかさに、いつもほっとさせて貰いました。
縁有って、中信の果樹農家に嫁ぎ、リンゴ栽培、義両親のお世話、民生委員、お話活動をしてきました。
両親をみとって間も無く、頼りのご主人が亡くなり、ひとりぼっちになりました。
『瑕疵多きわれをこれまで褒めくれし友は愛しき夫(つま)を喪ふ』
瑕疵(欠点)ばかりの私を、(高齢ばあさんだから)と、ブログに混ぜて頂いて、ありがとうございます。
私はオープンで、ありのままを綴りますので、何かと不快に思われたり、批判されるかもしれません。
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