訪問リハビリの日でした

『軒下の洗濯物をくぐりぬけリハビリ青年定刻に来ぬ』

膝痛のため、2fベランダに上がらす、軒下に洗濯物を干しました。
療法士さんは、きちんとされた方で、定刻まで車内で待機され、ぴんぽーん!

『リハビリの青年来る日 棚の上(え)にムスカリ活けて桜香焚く

お帰りになった後、バスで買い物に。
街を囲む山並みは、色んなみどり色に芽吹き始めました。
 
『穂高岳見ゆる町より移り来て友おどろきぬ低き山並み』

100円shopにインクジェット布がなかったので、書店内の店へ行くと、此れだけ。
2枚ずつ欲しかったですが、他に欲しい人もいるか、、と5枚のみ。

大型店で、花苗と立ったまま草抜き出来る鎌を買いました。
ネモフィラは値下げされてましたが、盛りを過ぎていたので、1ポットだけ買いました。
野菜苗!キュウリ、トマト、シシトウ
どうなるやら?
ご近所さんの注目の的。


昨日ブロ友さんが、与謝野晶子の歌を
完璧!確かに我にも彼にもコクリコの時はあった』と。

『ああ皐月(さつき)仏蘭西(ふらんす)の野は火の色す君も雛罌粟(こくりこ)われも雛罌粟』
与謝野晶子大正3年1月上梓『夏より秋へ』

私も急いで歌人馬場あき子氏の『与謝野晶子論』を開いて見ました。
先生と親しい方から頂いた著書です。



先生は、『広く愛誦されてる秀作。流動感あるリズム、いきいきと動く心が感じられる』と。

当時の日本女性の無自覚や社会的地位の立ち遅れを痛感していた晶子の解放感と言うか、魂の叫びが感じられる、、とも。

そんな晶子も秋風と共に、日本への郷愁高まり、遺してきた7人の子どもへの思い絶ちがたく、寛を彼の地に残し、数ヶ月で単身帰国したそうです。

『子をすてて君に来たりしその日より物狂ほしくなりにけるかな』


『何れぞや我かたはらに子の無きと子のかたはらに母のあらぬと』


風が強くなりました。

苗を植える(土に埋める)仕事をしなければ、、。

ではまた!