★ 秋野菜がやって来た!・・★

 

SNS上には「週末に大雪だと! タイヤを履き替えたかい?」

「イチョウ爺はまだ葉っぱを落としてないぞ」などの投稿が賑やかです。

好天の日は、農家の人たちも畑の野菜の採り入れに大わらわでしょう。

そしてやって来ました。おすそ分けの山。↓↑

 

勤めや孫守リの合間に、種を蒔き、間引いて、追肥して育てたもの。

高い木からもいだ柿。

冷たい水で洗って、きれいにして持ってきてくださいました。

「不要なら捨てて」なんて言われましたが、そんなことできませんね。

 

「リンゴおじさん」も軽トラにいっぱい積んで配っています。私らは、はねだしの傷つきのが少しで十分なのに・・・。

これは、そのまま食べ盛りの人がいる家庭ヘ送りましょう。

 

大根は酢漬けにでもしようか・・。あっ、漬物桶を断捨離して、劣化させるために庭に放置していました。

夜、偵察に行くと、ハンマーで穴を開けられた桶が恨めしそうににらんでいます。

 

幸い、重石は捨ててなかったので、赤かぶと白カブは塩を振って押しました。果たして甘酢漬けと柚子漬けは成功しますか?

左奥の刺し身のサク状のは大根干しに。手前の鍋は煮物に・・。

 

冷蔵庫に入り切らないのは、とりあえずポリ袋に保存して、家族が来たら分け与えましょう。

この辺りでは、葉のついたまま畑に埋め、藁で囲い、雪の冷蔵庫におまかせする人もいます。

青い杉の葉を下部に置くと、小動物にやられないとか・・。

 

★ ところでお返しは? ★

 

亡き母親に「何か頂いても、即お返しはしないように(殴り返し)と言って礼儀知らずなんだよ」と、教えられました。

私達の年代の人間は(特にこの地域のものは)義理堅く、お返しスピリッツが旺盛です。

もちろん、温かいおすそ分けの気持ちが嬉しいから、お返しをするのですが。

 

廃車もしたので、何か持ってお返しに回ることも、豪勢なお歳暮を贈る金貨もない私の苦肉の策は・・。

手持ちの布で作っておいた袋物に、「手作りのボタンコショウ味噌」や美味しい即席カレー、焼き菓子などを入れてお上げすることです。

 

贈り物やお返しのエピソードはいろいろですね。

 

* 友人が親戚に長年地元産の味噌を贈っていた。あるとき、(うちはお味噌を食べないんです)と言われて、大ショック!

私も孫達に『綿雪』というメレンゲ菓子を贈っていたが、今の子どもには砂糖の甘さは、好まれないようだ。

 

* 農家の人が帰省客に山ほど夏野菜をお土産に持たせた。しかし、共働きのマンションライフの奥さんは、生鮮品の調理を負担に思って、SAのゴミ箱に捨てた・・。

 

* 「お返しをもらいすぎた」とお返しのお返しを持ってくる人や「そんなにお返しされたら、もう付き合わない」と言う人も。

そんなに堅苦しく考えなくてもいいのでは・・と思いませんか?

 

今日も能天気な記事を読んでくださり、ありがとうございます。

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