★ 図書館で新刊本の棚に・・ ★
市立図書館に行くと、新刊書の棚に『肝っ玉かあさん』の文庫本が並んでいました。
何故だろう?不思議に思って、借りてきました。
「肝っ玉かあさん」は、1968~1972にTBSで全3シリーズ・117回放映されたドラマです。
後の『ありがとう』や『渡鬼シリーズ』のさきがけです。
石井ふく子プロデューサーが主役に京塚昌子を大抜擢しました。
京塚昌子あってのドラマで、平岩弓枝の書き下ろし脚本です。
この文春文庫本は、2017年8月新装版として刊行され、平岩弓枝さんが、初版から46年後のあとがきを記しています。
京塚昌子さんの人気沸騰。
長男は山口崇。そのお嫁さん・綾は、キャリアウーマン。
お亡くなりになった俳優さんも多いですね。
中原ひとみさんは、綾が勤めているために、細々と一の世話をする従業員の佐々木葉麻役です。
一の嫁・綾の実母は、五三子と違って、ゆるやか~に暮らしている主婦として描かれています。
文中に、こんな表現がありました。
(部屋はいつも小ざっぱり片付いているのに、あちこちに主婦の気の回らなさ、心遣いのなさが散らばっている)
この箇所は、私の日常を表しているように感じました。
五三子は、換気扇、流し場、食器棚の手の触れる場所、窓ガラス、畳などの汚れが我慢ならない人。
最新の住宅の掃除は、どうするのでしょう?雑巾がけなど不要なのでしょうか?
五三子のように、とことん磨き上げる掃除をしている家はあるのかしら?
視聴率がすごかったこのホームドラマをご存知のない方々も多いでしょうね。
★ 美容師サッチャンの笹ずし ★
じいじとさっちゃんの美容室へ散髪に行きました。
前は「美容室は行かん」と言ってましたが、最近はなじんだようです。
お土産に手作り笹ずしと野生のクレソンを頂きました。
笹ずしの具のゼンマイ、くるみ、大根味噌漬けなどは、サッチャンが採集したもの。
米は、全国米賞味コンクール常勝の木島平米です。
郷土食・笹寿司は、以前もち米を2割ほど加えましたが、最近のコシヒカリは米粒が立つので、うるち米のみの人が多いです。
クレソンは、(小川の縁にモシャモシャ生えていた)のを、鎌で刈り取り、湯がいてから、白だしとごま油で味付けしたそうです。くるみやごまで和えてもおいしそうですね。
今日もありがとうございます。