★ 道浦母都子先生の短歌教室 ★
21日の松本行は、道浦先生の短歌教室参加と役員引き継ぎでした。
そう若くはない人達が思いの外大勢集まって、めいめいが自作を朗読して、ご指導頂きました。
「歌の世界ぐらい自由に生きよう!今生きている、その中で一番大事な事、切実な事を歌おう!」
と、道浦先生。(以下抜粋)
* 散文での報告は、短歌でない。表現を処理して文学にする。
* 短歌は小さな詩型だから、盛り込みすぎない。
* 字余りもあっても良いが、最初は定型で詠む。作ったら、声を出して読んで見る。
* 地名も歌に深みを与えるので、大切だ。花の名前は短歌では、漢字で書くのが良い。
* 簡単に1字開けをしない。
懇親会会場。
薔薇色のストールまとふ講師なればわれもうれしき短歌教室 桐の花
「先生、きれいな装いですね。私達も幸せな気持ちになります」
「ありがとうございます。皆さんにそう思って頂くように、講演会などでは明るい色目を選びます」
「先生、いつもお髪はセミロングですね」
「以前は背中までの長さの時も・・。恩師の近藤芳美先生がショートカットなんかにするな・・と」
パールのロングネックレス。薄手ウールのショールは画像よりもっときれいなローズピンクでした。
道浦先生の新しい歌集です。
古希の記念に編まれました。
先生の自薦五首。
勾玉は胎児のかたち わたくしの子のなき一世ヒトヨほど近く終う
年々に髪細くなり黒手袋の似合う大人の女性となれず
眠る国いえ死んでいる国なのか シュプレヒコール聞こえてこない
ありふれた人生がよし亡き母の口ぐせ思う米研ぐたびに
このスニーカーで国会前に行ったのだ靴ひも洗う寒の真水で
じいじは、デイケアの日でしたが、帰りが遅くなったので、見守り隊(家族)に出動してもらいました。
お陰で、ひさびさの遠出ができ、「可愛い」道浦先生に再会できました。
短歌に興味のない方には、ごめんなさい。