★ あの頃が愛おしい‥★
朝、東の窓のカーテンを透かして、朝陽が射してきます。
シャツやブラウスやパジャマの端布を縫い繋いだパッチワークのカーテン。
何だかステンドグラスみたい。
カーテンを開けると、雪野原・・。山中の一軒家ではありませんよ。
周囲は新しい住宅地ですが、前方には、田んぼ・公園・グランドが続きます。
義父や実父が晩年を過ごしたこの部屋には、現在介護ベッドがあります。
以前は、ペアガラス戸の内側は障子戸でした。
弟だか義弟だかに「朝陽が照りつけて、オヤジが眩しいんじゃないかい?」と言われて、
一生懸命作りました。
当時は(なかなかのリメイクだわい!)と、得意になっていましたが、今洗いざらしのカーテンを見ると、まるで周囲に流され、時間を細切れに使ってきた私の生涯の象徴のように思え、
チョット虚しい・・。何だかみすぼらしく思えます。
ここらで、ゴージャスなカーテンに取り替えようかしら?
夫が元気な頃、青い花のカーテンを窓の外に作ってくれました。
今はもう出来ませんが、画像に残しておいてよかったです。