★「さう言へば〇〇ちゃんこのごろ見えないね かくあらまほしきこの世(よ)の終(しま)ひ ★

 

私のこの歌が地方紙の歌壇に載った日、同年代の友人から3件電話が来ました。

(寂しくなった。もっと前向きの歌を詠んで! もっと社会に出て活躍して)という感じでした。

友達を寂しい思いにさせて悪かったな~と思います。

一方、常に前を向く歌でなくても、内なる不安や寂寥を詠んだらいけないのか?とも・・。

 

それはともかく・・。

 

★ このコートをなじょにしたらよからず? (どうしたらいいでしょうか?の方言) ★

 

 

 

* ↑ 20年以上前に末娘がプレゼントされた日本製のDANA PARIS のアンゴラ地のコート。身体をすっぽり温かく包みます。

 

* 雅子妃殿下が婚約なさった時、こういうデザインのものをお召しでした。

当時まだ若く、華奢な身体の娘にはマダム的なスタイルは似合わず、やがて温暖な街で暮らすようになり、手を通すことはなく、我が家へ。

 

* かなり高価らしく、このブランドの中古品はネットで販売されています。

 

* 胴の下はすぐ踵体型で、リュック・長靴スタイルの私には似合わないんです。

 

 

↑ 普段は生協で買った11.000円ほどのダウンコートです。 

 

 

 

↑ 暖かな日は、量販店の中綿コート。薄いし寒いです。2,000円前後でしたから。

 

家族も(雅子様的コートはねぇ・・)とNo thank you 。

 

ステンカラーで、ごく普通のシルエットなら、欲しい人もあるでしょうね。

 

そんなわけで、高かったらしいし、冬の喪服用にと、20年間クローゼットに棲み続けです。

 

戦後の衣料品不足を知る世代にとっては、ちょびっと贅沢なおはなしでした。