★ 大雪の晩方娘の持ちきたる甘き菜ばなに安房(あは)を想ひぬ ★

 

 

 

大雪で車の往来もままならない夕方、家族が生存確認に来ました。

菜ばなやブロッコリーや卵や魚・・。

「実家支援貧乏」になっちゃうじゃないの・・。

 

真冬でも菜の花が摘め、野生の水仙が咲く房総半島南部の安房を想いました。

 

 

★ こんこんと街に降りたる雪止みて夜明けの空に星のきらめく ★

 

 

 

三日間降り続いた雪は寺町を薄墨色に覆い尽くしました。

近所の家の物置の屋根に巨大な豆腐!

雪の重みで潰れないでしょうか?

 

 

でも、雪がやがて止み、夜明け近い西空の端に丸い月が、空にはダイヤモンドのような星が

きらめいていました。

厚い鈍色の雪空の上空には、月も星も光っているのだ! と感慨深かったです。