★ 春なのに大雪の日曜日 ★


 いつもなら、この時期日差しが強まり、春の気配なのに、朝から止むことのない大雪!

 除雪隊長のじいじがダウン。ばーばが何回も庭の除雪をしても、すぐたまる。

                     (お金ちっともはたまらないのに・・)


 案じた子ども家族が二組助っ人に来るという。「駐車できないから来ないで」とメール。


 でも、やってきた。馴れない雪片付け。石油の補充。刺身やら、野菜やら、ヨーグルトやら買ってくれた。


 娘婿殿が庭の除雪をしてくれたが、小型除雪機で難儀している。

 

 すると南隣りのご夫婦が、馬力の強い機械で完璧に除雪してくださった。



 また、北隣りの若い奥さんが、「お手伝いすることがあれば言ってください」

というメモのついた軽井沢土産のおいしいパンをくださった。



 いつもかわいいお手紙をつけて贈り物をくださること、私が野菜などをあげても迷惑顔をなさらず「食べ盛りがいっぱいいますから」と受け取ってくださること、ご主人の都合がつかないとき、地域の会合や懇親会に、たとえ女性一人でも出席なさること・・世代を超えて尊敬しています。


 お手製のチーズプリンとお庭の薔薇。

 庭で作られたお花やスイートバジル。


 豪雪地ならではの優しさをたくさんもらい、今までの自分本位の暮らしを悔やんだ夜だった。年長者として、先頭に立って、絆をつなぐ立場だったのに・・。