⑩ 甘え上手になるべし
「甘える」って、嫌なイメージがする?
媚を売るとか甘えるって、女性が男性を騙すときに使われがちだよね。
確かにそれは嫌。
でも、女性同士でも、頼られるのは嬉しかったりしないかな?
私が勧めたいのは、こっち、「頼る」よりの「甘える」。
もちろん、お金をせびったり、高額なプレゼントを無心するのは論外。品のないのは大嫌い。
重い荷物を持ってもらうとか、硬い蓋を開けてもらうとか、高いところのものを取ってもらうとか、小さなことがいいの。
自分でもできちゃうけど、頼むのが甘えるってことかな。
最近の女性はたくましいから、なんでも出来ちゃう。それがね、体力が自慢の男性の見せ場を奪ってしまっているの。
親の集まりや、会場設定などでここぞとばかりに、手伝おうとやってきている男性たちがいるのに、段取りが頭に入っている女性だけでどんどん重い荷物を運んでいるのをよく目にする。
あ〜あ。って思う。
私なら、暇そうにしている男性に声をかけて、「これ運んで〜!」って頼む。
そして、頼むだけじゃなくて、「ありがとう!」とか、「さすが!助かる!」とか、お礼をしっかり声に出して伝える。笑顔ももちろん忘れずに。
これが、私の勧めする、ポジティブ本音なの。
胎内記憶しってるかな?幼稚園前の子供達の中に、生まれる前後、お母さんの胎内記憶が残っている子がいるの。
そして、ほとんどの子が、なんのために生まれてきたの?と問うと、「人の役に立つため」って答えるらしい。
本当はみんな、人の役に立つことをたくさんしたらいいの。
でも、妊婦に席をゆずるとか、スーツケースを重そうにしている若い女性を助けるとか、かっこいいことって、日本男児は恥ずかしくて、わざとらしそうで、出来ない人が山ほどいる。
だから、その場を作ってあげるの〜。
そんな小さな優しさを何度も繰り返すと、自然に手が出るようになる。
海外では当たり前に、ドアを開けたら次の人まで開けたまま待つ、でもこれが出来ない日本人かなり見かける。
ジャカルタの高級マンションの日本人ママ達の挨拶のなさ、マナーのなさにびっくりしたことがある。
これって、きっとそう言う習慣を知らないからもあると思う。だったらどんどん広めていけばいい!
男性と二人でカフェに入るとする。お店の中が見えやすい席、美しい景色が見える席、などが上席なので、女性が座るべき。
でもね、これを知らない日本男児がたっくさんいて悲しくなっちゃうんだけど。。。
なので、年下の男性がエスコートしてくれない時は、「私そっちに座りた〜い」って言っちゃう。さらに言えそうな雰囲気だったら、デートマナーとして教えちゃう。
マナー知らずだなって思っているだけでは、良い男は育たないから、どんどんさりげなく、良い男を増やしちゃいましょう!
ポジティブ本音でにっこり笑って教えてあげたら、感謝されちゃうから、私も嬉しくなる。一石二鳥なの〜。