おかげさまで好評をいただいておりますお引越しネタも9回目の投稿。
プラハで4軒目となったおうちについての第4話をです!!
↑かびのおうちのあったマラーストラナ地区を見下ろしながらおにぎり(チェコ在住時)
~前回までのあらすじ~
友人と同居を始めた素晴らしい立地のおうちは、結露がひどく、カビまみれ!!
それでも引越しをせずにいましたが、、、
⑩決意の瞬間
当時私は小ぶりの茶色い革財布と別財布を併用していました。
(たぶんユーロとチェココルナで分けていた)
ある時、私はその茶色い革財布を2~3日、おうちの机に放置していました。
ちょうど、私のベッドから目に入る位置に置いていました。
ある日、目が覚めて、そこを見ると
白いものが目に入りました。
???
なんだっけ?私、何置いたんだっけ?
と思った数秒後
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
とは叫びませんでしたが、
これまでで最大級のショックを受けました。
その正体は
私の茶色い革財布でした。
カビで白くなっていたのです。
もう、泣きそうでした。
お財布がもったいない、とかそういう意味じゃなくて、
カビの威力に
ただただ、自分たちが無力でした。
どんなに換気しても、
消毒しても、
かなわない。
この家はここに300年以上建っている。
カビはずっとこの家に住みついているのです。
たかが20数年しかいきていない日本人女子2人が
かなうわけない!!!
と
心底思いました。
ここにはいてはいけない。
脱出しなければ!!!
と、2人とも本気で決意したのはこの時でした。
(今更かよ、、苦笑)
⑪弁護士への相談
皆さん、このブログを読んで、きっと思っているはずです。
「大家さんにクレーム入れましょうよ!」と。
大家さん本人は、実は国外に居住していました。
そこで、仲介していた不動産の担当者には相談していたのですが、
「それは大家に話さないと、、」などとごまかされて、一向に話が進みませんでした。
それで、友人である弁護士に相談していました。
実は、この物件を契約するときにも彼に契約書すべてを確認してもらっていました。
で、、、契約書の内容から、私たちはクレームなども言えない立場であると判明。
逆に、カビが出たのは私たちのせいにされる可能性も。
がぁぁぁぁぁぁーーーーン!!!!
契約期間満了前にお引越しすると、当然こちらが損する仕組みになっています。
でも、そんなことも言ってられない。
このままでは体もむしばまれてしまう!!
⑫救いの手
引っ越したい!とはいえ、次のおうちが見つからないことにはどうにも動くことが出来ません。
この家への引越しから半年もしないうちに次の物件探しを始めました。
が、なかなか良きおうちが見つかりません。。。
が、そこに幸運が!!!
なんと、このおうちよりも安値で、2部屋+バスルームの物件を紹介してくださった方がいらしたのです!!!
普段からいろいろとお世話になっている日本人の方でした。
私たちにとってそれは大きな救いの手でした!!!!
さあ、これでこの家から脱出できる!!!
次回はカビのおうち最終話!