今回の地震で被災された皆さまに

心よりお見舞い申し上げます。

また、皆さまの心と身体の安全が

何よりも確保されますように、お祈りしています。



この状況で、レムリア最後の時の私の記憶を皆さんにお伝えする事が、はたして良いのかどうか迷いました。

しかし、レムリア大陸が沈んだ時の絶望の記憶と共に、

大陸リセット後の、世界再生の光景もまた

私にとっては忘れられない記憶です。


その希望の風景も含めて、皆さまにお伝え出来ればとの思いから

前回のつづきを綴らせていただきます。


愛する人々とレムリアの大陸が沈んでしまったその夜。


星の美しい夜でした。


迫り来る、青い青い水も、やっぱり美しく

悲しみ、絶望している感情と、

その美しすぎる光景がアンバランスだな、と

ぼんやりと思っていた私。


全部なくなってしまった。

もう、全てを手放しても良いのだな。


今まで張り詰めた中で、

ギリギリの所で保っていた、

自分の中の何かが「プツッ」と切れる感覚でした。



そんな時に駆けつけて来てくれたのが

スナフキンさん。


見習い時代には、一緒に時を過ごす事もありましたが、

成人してからは、ほとんど会う事も叶わなかった人。

正確には、同じミッションに挑む仲間なので、近くには居ましたが、

2人きりで言葉を交わしたりする事はなかった。


お互い、それどころではなかった。




でも、彼は知っていました。

私がどんな思いで神官として、日々を過ごしていたか。

私の生まれた目的を。(レムリア当時の私)

必ず、すべての人を救えると信じていた事を。

その為に人生のすべてを捧げていた事を。


だから、私のことをとても心配していた。

すべてが、水に飲み込まれてしまった時の

私の気持ちを。


ちなみに当時の彼は、セレモニーで楽器を演奏する人。

レムリアの神殿では、重要なお仕事でした。


その日もギリギリまで音を奏でていたはず。

レムリアの人々の魂を癒す為の音楽を。


そして、最後の最後の時、

私のもとに来てくれた。



青い水が迫って来た今、

高台だったはずの場所は、小さな入り江のように見えました。


久しぶりに近くで会った彼は

あまりにも心配そうな表情を浮かべていて。


どっと安心感が押し寄せると共に、

笑って良いのか、泣きだしたいのか

もう訳がわからない私。


彼は大陸を救う為に、皆と共に奔走しながらも

どこかのタイミングで最後の時を覚悟していたようで。


最後までその覚悟を持てずにいた、私のことが

とにかく心配だった様子。


ぎゅっと私の両手を握りしめると

「大丈夫、大丈夫!

 もう離れない、離さない

 生まれ変わっても再会しよう、

 必ず、必ず!!」

強い気持ちが伝わってきます。



その人生では、初めて彼と手を繋いだ瞬間でした。

その時に、

「あぁ、私はこんなにも彼のことが好きだったのだなぁ」

と、自分の気持ちに気付いたのでした。 

こんなにも、大好きな人。大切な人。


どうして忘れていたのだろう?

もっと早くに、好きと伝えたかった。と。



いよいよ私たちも水に飲み込まれるという

その時。

お互いに手を離さないように

ぎゅっと握りしめて。






水の中は静かでした。

ただ、青い青い世界に、ゆっくりと沈んでいって。。。






ビジョンとしての記憶は、水に沈んだこの場面で途切れています。


ただ、当時の私から強い感情と共に伝わってくるメッセージは

「あの時、水の中で手が離れてしまった」

「ちゃんと好きだと伝えたかった!」

という事。


今世で再会したら、大好きだという事をあなた(私)が代わりに伝えて欲しい。

という事。



実は、大陸水没を防ごうと奔走しながらも、

私自身は水に沈んでも大丈夫だという認識がずっとありました。


もともと水から生まれた身。

ただ、母なる海に還るだけ。と。


この感覚は現代の私にも、少なからずあり💦


論理的に、説明は出来ないのですが。

こんな過去世がありながらも、水を恐いと思う感覚はありません。


実際に、大陸が沈んだ後の

世界を再生する段階の記憶もあります。

この希望の風景も後ほどお伝え出来ればと

思っています。


そして、再会の約束をした多くの仲間たちも、

きっと現代に転生している事と思います。


この変革の時代。

2024年を皆さんと共に生き抜いていきたい。

出来るだけ多くの光と希望を

地上に降ろしたい。


私たちなら出来る。

と、確信しています。


被災された地域と皆さまの

1日も早い復興を心よりお祈りしています。


長くなりましたが、お読みいただきありがとうございます。