yabusakade9のブログ

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今回取り扱う案件は「クラウスさんの誇っちゃう案件」です。
因みにこの文章を書くにあたっての私の心持ちといたしましては、以下のリンクを参考にしてたいただきたく思います。
http://s.ameblo.jp/yabusakade9/entry-12082497319.html
決してアニメ血界戦線最終回を批判する意図のものではありません。あくまでも個人の見解を述べるものです。皆様の多様なご意見をお待ちしております。

この案件は私の中で最も深刻な案件です。
「君を誇りに思う。」
この台詞がスピーカーから聞こえてきた瞬間に「もう続編で10巻の内容をやることはないな」と考えました。少なくともこの監督さんでは。

「君を誇りに思う」というクラウスさんの台詞は、原作10巻259ページで登場するもので、おそらく10巻を読んだ方の中でピンと来ない人はいないであろう、すんげぇ印象的な台詞です。私はこの台詞は血界戦線全話の中で最も重要な台詞だと思います。(好きな台詞は数え切れない程たくさんありますが、重要なのはやはりコレでしょう。)通常ならば、アニメオリジナルストーリーの中に原作の台詞からの引用がある→「原作愛があるね!と感じるところでしょうが(実際今までのアニメの中で、7巻でリールさんをカツアゲする異人や9巻でKKと対峙したブラッドブリードとその娘を劇中で発見した際には、私もブリッジしながら慟哭するほどテンションが上がりました。)この台詞に限っては、私はむしろ「こんな軽々しく言ってくれるな」というのが本心です。ここばかりは荒っぽい気持ちにさせてください。

まず私は、クラウスさんがずっと瓦礫に埋まってる時点で頭を捻りました。ただそこは「その気になればいつでも瓦礫を退けて行けたけど良いところでレオが到着したのであえて埋まったままでいたのだ☆」という設定で飲み込みました。…ええ、これでも非常に飲み込みづらかったです。おくすりのめたねを買っておくべきでした。
とにかくここをスルーしたとして、次に「瓦礫に埋まってたクラウスさんはレオナルドの頑張りをどれほど知っていたか?」という問題が浮上してしまいました。また私は頭を捻ります。捩じ切れる寸前です。私は「クラウスさんはとってもすごい人なので、見てなくてもレオナルドが頑張ってたのはお見通しなのだ☆」という設定で飲み込みました。もうおくすりのめたねでは手も足もでません。ハンバーグに混ぜこんでようやく飲めるレベルです。それでも「ママーこのお肉へんなあじ~」とお子さまから文句が出ることでしょう。
なんとかここまで飲み込みましたが「君を誇りに思う。」これは無理です。私の頭はとっくに捩じ切れ成層圏まで吹っ飛びました。A5ランクの牛肉ハンバーグに混ぜても即刻嘔吐です。本当にすみません。

「君を誇りに思う」は10巻におけるレオナルドの最初から最後まで、一コマ一コマの苦悩・葛藤・そして滲み出る魂の強さがあってこそ、最大限の重みが出ると思います。確かにアニメでも「仲良くしてもらってる女子」のために身体を張り、義眼にヒビが入るまで頑張りました。しかしどうでしょう。10巻に比べ、レオナルドは終始なんとなく余裕があります。それは一人ではないからではないでしょうか。もちろん最終的に絶望王のところまで来たのは一人です。しかしそれまでの道中、ライブラメンバーに大いに助けられ、心強いお言葉添えを頂きながら走ってきました。レオナルドの心は決して孤独ではなかったことでしょう。しかし、10巻の時は正真正銘たった一人で、強大な相手とギリギリの戦いをしていました。
妹のために。
たった一人で。
指を切り落とされても。
立ち向かう。
その姿が、クラウスさんの"信念"的なもの(光に向かって一歩でも~)とピッタンコカンカンし、クラウスさんは「自分と同じ、またはそれ以上にこの"信念"を体現している」的なことを感じ、レオナルドを誇りに思ったのではないでしょうか。(また、誇りに思う発言に至るには、直前のミシェーラによる「トータスナイト」の話がダメ押しで効いてるのかなと思います。)

「君を誇りに思う」の台詞の後、原作では包帯がジワッと涙で濡れる描写があります。ジワッと、です。「あの」クラウスさんが自分のことを誇りに思ってくれた、というレオナルドの喜び、驚き、安堵、そして過去の自分の挫折が肯定的なものとして認められた価値観の大転換、複雑な感情かこみ上げ、抑えきれない様子が読み取れます。
しかしアニメでは、
照れ笑い?からの、号泣
その涙は一体全体どういった涙でしょう。感性が貧相を極める私には「失恋」と「緊張からの解放」の涙に見えます。むしろこの涙が「クラウスさんに誇ってもらった喜びの涙」だとしたら
「ウヴァァァァァァァぐらうずざんに誇りに思っでもらっでうれじぃぃぃぃうれじぃでずぅぅっぅウヴァァァァァァァァァァァッッ!!!」
こうなります。
これがスッと胸に入る方は勿論それで良いのです。ただ私にはちょっと不自然のような気がします。ちょっと。
「誇りに思ってもらえたこと」が「号泣」に繋がる糸よりも、「失恋」もしくは「喪失感」、「やっと終わった~という安堵」が「号泣」に繋がる糸の方が太い気がするのです。
レオナルドを号泣させたかったのはもう分かりました。アニメのレオナルドは感情表現豊かな子なんですねもう分かりました。ただ、こんなところで大切な大切な「君を誇りに思う」という台詞を使う必要はなかったのではないでしょうか。「ありがとう」「助かった」「さすがライブラの一員だ」そんな感じではダメだったのでしょうか。もしどうしてもダメな理由があるとしたらただ一つ、
≪もう10巻の内容をアニメ化することはないんで、コレめっちゃエエ台詞やからどうしても言わせたい≫です。
こう感じたので私は続編は無いと考えたのです。
長々と書きましたがとにかくこの案件について私が言いたいことは、
「そんな簡単に誇って大丈夫?(そのうち後悔しない?)(製作陣が)」
です。
この案件については私自身が冷静さを欠いてしまっていると自覚しております。故に、穴だらけの稚拙な文章かと思われます。申し訳ありません。だからこそ「その見方は間違っている」という方のご意見を心よりお待ちしております。
お時間のある方、是非ご意見、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。