日本のアニメ黎明期にあって、大きなウェイトを占める

声優さん、ある意味巨人であった増山さん。

峰不二子、キューティー・ハニーのアクティブなヒロインと、

バカボンのママ、一休さんの母上さまといった、対極にある

名作に登場する女性を演じ、それはどのキャラであっても

優しさが滲み、あの声を子供たちの脳裏に焼き付けた。

 

『アンデルセン物語』では、山田康夫さんと演じた、

キャンティとズッコの名コンビで、子供心に不思議な印象だったのを

思い出した。

 

ご冥福をお祈りいたします。