公開中なので、詳しく書かない。

ええ、いつも詳しく書いていません。

 

売れない作家の主人公の回想録で物語がすすむ。

小学生の時のとある夏の想い出。

 

『スタンド・バイ・ミー」的冒険譚かと思いきや、

劇中の「またね」「またね!」「またねー!」の連鎖に見る、

日本人の情緒に訴えるノスタルジックな甘酸っぱさ。

前評判通り、二人の少年が素晴らしい。
展開が予想通りだったり、飛び道具的に驚いたりもした。

 

海辺の漂流物、ママチャリ、訳あり風のお姉さん。

登場するアイコンは、その背景を想像する妙味を掻き立てる。

エンドロールの終わりまで、しっかり観てね。

 

思わず涙がでてしまったので、★一つ追加。