昨年最後に観た映画。
”ノアの方舟”の映像化なのだが、主演がラッセル・クロウだし、
「どれだけスケールの大きな話なのか」と期待した。
映像はキレイで、それ主体で見ても楽しめる。
オリジナルキャラであろう”ゴーレム”(だったかな?)たちは、光の体を岩盤に包まれた
巨人たちで、方舟は彼らが作り上げたので、なんだか肩透かし。
大洪水を前に、舟を乗っ取らんとする集団と、そのリーダーの対立が
ひとつのポイントで、彼にたぶらかされるノアの次男の心の揺れ具合や、
神の啓示により、生まれてきた孫を葬るべきかと悩むノアの苦悩など、
人間ドラマの描写は浅かったかな。
地上波だから、かなり編集されてしまったのかも知れないな。
大人になった(?)ジェニファーコネリー、エマ・ワトソン共演。