『鉄男』のように、当時は、観たらアタマイカレチマウカモと敬遠していたが、
いつか観なければと思い続けていた本作。
法改正により、手打して平和な暴走族となろうって、
連合を組むトップたちに我慢ならず、暴走を続けることを決意し、
殴り込みをかけるジン(山田辰夫)。
暴走とケンカの荒波と、彼の周囲のドラマを描くが、
まあああぶっ飛んでいて面白い。
もうオイラの年齢じゃ着いていけないかと思ったが、
「なにかとっても悪いコトがしたい」というあの歌詞のように、
グイグイ惹きつけられる。
スーパー右翼の小林稔侍さん、しまるねえ。
右手と右足潰された体で、オートバイに乗り疾走するラストは痺れる。