1956年に大映が放った、日本特撮映画。

現在のように綺麗な発色ではないが、オールカラーである。

ヒトデのようなフォルムの”パイラ人”はあの岡本太郎氏デザインである。

ブッとんでいる。

 

地球侵略に来た宇宙人に人類が対抗してえいえいえおー的作品かと思ったら、
ぜんぜん違っていたゾ。

パイラ人は、とっても良いひとたちで、新天体Rと呼ばれることになった宇宙の飛行体が

地球に衝突するのを知らせ、防ぐ協力を申し出てきてくださった。

唯一の被爆国日本に来て、世界の核兵器をもってRを破壊しよう提案してくれた。

が、にわかに信じない各国は現実を知り慌てて核ミサイルを撃ち込むも、

効果はなかった!

 

 

 

古い作品だけれど、まじめにSF作品を撮ろう、

特撮技術を駆使して、ものすごい映画を作ろうという

熱意は作品自体からも、役者さんたちからもヒシヒシと感じられた。

観てよかった!