7月2日はしのプラ亭落語会でした。
長く続いているだけあって、常連のお客様で満員です。
落語は話す人とお客様が一緒につくりあげるものだと聞いたことがあります。
なんとなく、その意味がわかります。
お客様が笑うと、こちらも嬉しくなってノリノリで話せます。
つまらなそうだとだんだん不安になってきます。
今日も開口一番。空気を作る大事な役目です。
いつも、マクラがなかなか思いつかなくて苦しむのですが、なにか面白いこと言ってやろう、と思わず、昨日の出来事を話してみよう、と思いました。だって、昨日は、千駄木寄席で、桜の輔さんの「金玉医者」をみたばかり。実はこれ、私からのリクエストでした。
コロナ禍、気分が落ち込んで、鬱っぽくなってきたときに、ふとyoutubeでみた談志師匠の「金玉医者」があまりにおかしくて、鬱が吹っ飛んだもので、念願の金玉をみたよ~、笑いは大事ね~みたいな話をしてみた。
大勢の前で「金玉、金玉」と連呼するのはテレビじゃありえないこと!演目名だから、しょうがないですよね。
さて、今日も松山鏡。4回連続でやったので、もう身体にしみこんだ。もう大丈夫。
さ、次の噺を覚えます。7月22日は音羽寄席。夏に相応しい怪談を。
江戸川区しのプラ亭落語会、楽しかったな。打上げも。