昨日、消えてしまった記事を改めて書いていく。

何故、そんな面倒なことをするのかというと、

この半年で、これからの人生が劇的に変わるかもしれない

わくわくの経験を毎日しているので、

それを記録しないわけにはいかない、という気持ちになっているのです。

 

ちょっと遡って、

去年、人権週間含む12月の講演ラッシュ。

これまでのハンセン病に加え、水平社宣言100年ということで

部落差別のこと、経典の中の差別、穢れ文化、優生思想など、

それだけでも十分ずっしりとくる内容に加え、

私におきた性暴力被害のことを話している。

講演シーズンが終わると、その疲労感たるや。

自己開示をするからこそ、思いは伝わる実感があるのだけれど、

実はその後、自分の恥部をさらしてしまったような恥ずかしさで

耐えがたい気持ちになる。話すたびに、苦しくなる。

おそらく、私の話によって、目の前の何十人、何百人という人たちが

中学時代の裸の私を想像しているというおぞましさ。

講演は、ストリップのようなものだと感じることもある。

 

講演会場に向かう途中、

ついに、過呼吸でその場にしゃがみこんでしまった。

こんなことは初めてのこと。

よほど、無理をしている。

自分の感情、体調をコントロールするというのはほんとに難しい。

 

講演がないときはどうしていたかというと、

ちょっと人に言えないぐらい、あかん日々。

家人がいるときは、元気なふりして、一人になると、何もする気が起きない。

育児もそろそろ終わりが見えてきて、私の人生も終わりかなあ、なんて考え始める。

間違いなく、日々の酒量はアルコール依存並になっているし、

下腹ぽっこりは、「生理前だから仕方がないの」の言い訳がいよいよ通用しなくなり、

単に脂肪溜め込んでるだけやん、という状態で。

体重はこの20年ほぼ変わらないけれど、体内組織が明らかにかわってしまった。

ま、年齢的にそんなものかもしれないけれど、ますます自分が嫌いになってくる。

 

なんとかしないといけない。

この鬱々した辛気くさい日々を変えなければ。

 

そんな追い詰められた気持ちの中、ふと、郵便受けのチラシに目がとまった。

「HOT YOGA」の案内だった。