本日午後より2日間自宅待機となりました。
ちょっと過剰ではないか?とも思いましたが、
うちの会社の規模で自宅待機というのは、
エネルギー消費にはかなり貢献するのではないかと思い直しております。



茨城も大変なことになっているそうです。
うちの弟は某総合電気メーカーの研究所に勤めているのですが、
建物のダメージも大きく余震も続いているので
工場ともに操業はストップ、研究所の立ち入り入りも制限されており
無期限で自宅待機とのこと
ライフラインも電気以外は寸断されているそうです。

ガソリンや食料なども不足している上
福島の原発の問題もあるので、
思い切って本日実家に帰省したそうです。
(僕みたいな会社人間には真似できない行動ですが、
まあ、それはそれで賢明な判断だとは思います。)

さて、
東京までの交通手段も無いのでタクシーで来たらしいのですが、国道六号の路肩には、ガス欠や故障などで乗り捨てられた自動車が何台もあり、パニック映画さながらの風景が広がっていたそうです。
しかしながら、
東京に来てみると結構のんびりとしており、そのギャップにショックを受けたそうです。


東北と同じように震災で苦しんでいる人々が茨城や千葉にもいるという現実を完全に見落としていました。
私自身が、マスコミ報道にすっかり踊らされていました。
京友禅千總 450年のブランド・イノベーション/長沢 伸也
¥1,890
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早稲田MBAの畏友の著書(共著)である。

本書は、千總の関係者へのインタビューから千總450年の歴史を紐解く構成となっている。
インタビューものというと兎角、著者のストーリーにあわせて
著者の意図に合わせて(都合のいいように)インタビュー内容を再構成するものが多いのだが、
本書のインタビュー部分は、まるでその現場に居合わせているような錯覚を覚えさせる。

本人に直接確認していないのだが、恐らく内容も時間的順序も殆ど手を加えていないのではないか
著者の問題意識と現場の真剣なやりとりを忠実にトレースすることで、
まるでその場に居合わせ息遣いまで感じさせるような臨場感を出すことに成功している。

終章でまとめられた経営学のフレームワークも、
著者の考え方と自分の考え方と対比するいい材料提供を行ってくれている。
ちょっと違うのでは?という点もあるが、
本を通して対話して思考の格闘技を行えるという点で面白かった。


さて、本書の中で注目すべきは、著者もあとがきで触れていたが
千總には、家訓らしきものは存在していないという15代の言葉。

時間を経ること関係者が増えることによって創業者の想いが希薄化していく、
それを繋ぎとめる「楔」となるのが家訓や経営理念であるが、
そもそも存在していない(必要性がなかった)ということは、
千總には、時間や空間を越えた縦横の濃密なコニュニケーションが存在しているということだろうか。
スゴイ会社である

今度、京都に行った際には「千總ギャラリー」に足を運んで自分の目で確かめてみたくなった。




またもや重い内容のエントリーである。


今年の7月2日に私の上司(前職)が亡くなった。
1年半に渡る闘病生活の後、60数歳の若さで彼は逝ってしまった。

前職での5年半は本当に良くして頂いた。
面倒見の良さ
人の機微に対する配慮
体を張って部下を守る姿勢
豪快な性格
反面、
仕事面ではちょっとルーズだったり、
酒やタバコにだらしなかったりと
人間臭い部分もあり、誰からも愛される人望の厚い人だった。

外見も、ウチの奥さんをして
「ナンカ、うさんくさい感じ」
(50を過ぎた男に対する最高のほめ言葉だと思う)

しかし私にとっては、
上司という顔以外のお付き合いをさせて頂いた。

彼は母校の合気道部の監督をしており、
私は社会人練習生という名目で
現役体育会の合気道部に混じっての稽古の機会を与えて頂いた。

しかしながら、
大学院に入学してからは、なかなか稽古の時間が取ず、
卒業後は、彼が闘病生活に入っていまったこともあって道場への足が遠のいてしまい
結局、合気道との関わりは2年半で終わり、現在も休止中である。

合気道からはビジネス現場では学べない事を学ばして頂いた。
合気道から、若い学生から、そして彼から
今、新しい会社に転職したのも、転職して軟着陸できているのも
かなりの部分合気道の影響を受けていると考えている。


そんな彼には、今年の1月ゴロから転職活動をはじめた時から、
彼には相談というか自分の「決意」を打ち明けようと思っていたが、
結局、、、
直属の上司に退職の意向を告げた数日後に、
メールで転職のこと、自分の想い、そして今後の決意について報告させて頂いた。

メール送付の2日後に訃報が届いた。

私がメールを送った時には、既に危篤状態であり、
結局、私の告白は、直接届くことはなかった。


今日、喪主からの手紙が届き、
香典の一部が、合気道部に寄付された事を知って、
ちょっと泣いた。



誕生日を前に自らの決意を新たにすることができました。
死してなお、ありがとうございました。

久々のblog更新ですが、ちょっとウザ目のテーマです。

(前回のつづき)
前職の北海道転勤のタイミングと内定のタイミングがほぼ同時期でした。
(正確には、内定の方がちょっと遅く、家族にも言えぬリスクを取っていた)
いずれにせよ環境的に、決断せざるを得ない状況にありました。

もともと学校を卒業して少なくとも1年間は会社に奉公して、
その後にキャリアチェンジをしようと考えていましたが、
流石に軽々には決められず、いろいろなオプションを検討して、
「リスクをとったとしても将来的なリターンが期待できる」転職の道を選択しました。

(ここから今日)
転職にあたって私には一つの懸念材料がありました。
それは転職1社目での挫折であります。
殆どイメージと直感だけで転職してしまった結果
仕事の進め方、社内の雰囲気、人間関係などの
適合がうまくいかず結局1年ちょっとで再転職ということになりました。
(この1年が私を大きく成長させてくれたという意味では、
非常にいい経験ではありましたが、仕事上で何かを成し遂げたという観点からは
赤点は免れないでしょう・・・)

今回も異業種への転職ということもあり
同じ轍は踏まぬよう出来る限りの準備をしようと考えていました。
きっかけとなったのは、
神戸大の金井先生の「働く人のためのキャリア・デザイン」という新書本の中で、
紹介されていたウィリアム・ブリッジズの「キャリアトランジション」という考え方です。
ブリッジズによるとキャリアの節目には
 ・終わり
 ・過渡期
 ・始まり  の3つのプロセスがあり、特に過渡期の過ごし方が重要であるそうです。

ブリッジズは、過渡期の過ごし方の指南もしており、
 ・一人になれると九手の時間と場所を確保する
 ・ニュートラルゾーン体験の記録をつける
 ・自叙伝を書くために一休みする
 ・もし、今死んだら心残りは何かを考える
 ・数日間、あなたなりの通過儀礼を体験する


そこで、
有給消化中の2週間の間に、自分なりにこの3つのプロセスについて決着をつけることにしました。
具体的には、
 ・前職での反省点・改善策検討(終わり)
 ・今後の10年後の人生設計(過渡期)
 ・転職後3ヶ月のプランとのチェックリスト作成(始まり) を考えること、

仕上げに「一人合宿」を敢行し、この3つをドキュメント化することを自分に課しました。
(友人には中田英的な「ナルシスティックな匂いがする」と揶揄されましたが・・・)

・・・・・

そのような準備を経て何とか1ヶ月が経過した今の感想としては、
「やってよかった」

転職するとPCのセッティングから、食事、ゴミの捨て方、社内用語 等等
業務でバリューを産み出すどころか、日常生活すら満足に送れないストレスフルな毎日を経験します。
勿論、人によって環境適用力には軽重はあると思いますが、
(マジメな)私は、ちょくちょく穴に落ち込みそうになりました。
その際に、ドキュメント化した3プロセスを見直すことで、自分を客観視することが出来
迷いの時間を最小限に抑えられたのではないかと評価しています。

・・・・・
一ヶ月が経ち、いろいろなものが見えてきました。
当初の計画(転職後3ヶ月のプランとのチェックリスト)とは大きく食い違うことも多いです。
「違うこと」をどう軌道修正していくのか
 組織を変えるのか
 自分を変えるのか
そんなこと考えながら日々過ごしています。
3ヶ月を経過する時点(試用期間終了時点)で、
自分なりの論点を整理をして上司に報告しようと考えています。
(勿論、そんなものは求められていませんが・・・)

・・・・・
最後に、
今日段階で転職したことに対しての評価は、
「やってよかった」です。
会社にとって大きな成果も
自分にとって大きな成長も 産み出せるような予感がしています。

そのためにも、また明日から頑張りたいと思っています。



私の経験が、キャリアの節目にいらっしゃる方のお役に立てると嬉しいのですが・・・
リーダーは自然体 無理せず、飾らず、ありのまま (光文社新書)/増田 弥生
¥861
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神戸大学の金井壽宏先生と元ナイキの増田弥生さんの本
この本は、同じく光文社新書から出版されている「リーダーシップの旅」実践篇とも
言えるような内容です。


「リーダーシップの旅」は以前このblogでも紹介した2009/8/19 が、
読み見返す度に、その時々に抱えている問題や状況にあった「気付き」のある
本当に素晴らしい一冊なのだが、この本も間違いなく一生本の一冊になるであろう本である。

増田さんの自らのリーダーシップの旅を振り返りつつ、
「リーダーシップ」は特別な人のものではない
ということを言葉を変え何度も語りかけてくれる。
特に印象に残ったのが、
「ふつうの人がとてつもないことをやってのけるのがリーダシップである」(p.188)

終章に増田さんから4つの質問が出されている。
今、キャリアの節目にある私にとって、自己理解を深める為にもいい質問で
この時期にこの本と出合えたことに「シンクロニシティ」を感じずにはいられない

twitterでつぶやきましたが先日人事発令があり、
北海道への転勤の辞令がありました。
昇進込みの”栄転”ではあります。


全く事前の打診も無く、正式発令の2時間前に内示という形で上司より告げられたことに驚きました。
なぜなら、
1ヶ月の面談時に「少なくとも1年は異動は無い(出せない)が、2月には・・・」との話があり、
1年後に向けて引継ぎなどを順次行い始めていた矢先であったので、まさに、青天の霹靂です。


しかしながら、反省点がいくつかありますは、
・上記の言葉を鵜呑みにしていたのと
・社内での立ち居振る舞いの失策

前者については、自分の脇が甘かったと諦めがつく話ですが
問題は後者です。
「キャラ転身」が上手くいかなかった事です。

以前は、「痒いところに手の届く、使い勝手の良い部下」を演じていたのですが、
WBS卒業後は、各種会議やmtgの際には努めて、建設的な意見・発言・提案を行うように心がけてきました。
それが、度が過ぎたのか、
「またか・・・と軽く捉えられる」「理屈っぽい面倒くさい奴」と思われてしまったフシがあります。
もう少し配慮すべきであった。。。そこは素直に反省です。


タイトルで人事異動①としましたとおり、近日続編を書く予定です。
黙って社命に従うのは癪なので、来週はちょっとトラブルメーカーになろうと思っています



余談・・・・
以前から、「地方転勤なら辞める」という話を方々で触れ回っていたようで
(酒席のことなので誰に言ったか覚えていない・・・)
会う人会う人「行くの?(=辞めるの?)」とたずねられるのには参った。
普通は「いつ行くの?」でしょ?
これも反省。。。

タダ券を入手したため東京フォーラム内の相田みつを美術館に行った。

恥ずかしい話だが、長いこと
相田みつをとイラストレーターの326(ナカムラミツル)が
同一人物だと思い込んでいた。


正直、私にはぐっとくるものがあまり無かったのだが、
「力を入れて」という作品について力のバランスに関して以下の様な解説があった。

心 × 技術 = 作品
 1 ×  9   = 9  →失敗
 2 ×  8   = 16   
 3 ×  7   = 21
 4 ×  6   = 24
 5 ×  5   = 25  →最高
 6 ×  4   = 24
 7 ×  3   = 21
 8 ×  2   = 16
 9 ×  1   = 9  →失敗


心×技術=作品を原料と人件費、理論と実務 などなど
別の要素に置き換えるといろいろ使えるのではないか


僕以外の多くの人は、
食い入るように解説を読んだり真剣にメモを取ったりしており、
厳かで静寂な空気が漂っていた。

「場違いな所に来てすみません」と心の中で謝り会場を後にしました。


 
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日本橋の紅花 別館でランチ。
紅花は、鉄板焼きと創立者のロッキー青木氏が有名だが、ココットカレーも絶品で美味くて辛い!
そしてお腹いっぱい!

近くにあったライバル店の「つたカレー」(正式店名は不詳)が、閉店してしまったのが残念ですが、今後も日本橋のカレー界を牽引して欲しいものである。
サラリーマン賛歌に満ちた一冊である

SOLARYMAN ソラリーマン 

 WHY DO YOU WORK

ソラリーマン―働くって何なんだ?!/青山 裕企



¥1,344

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年代も職種も違うサラリーマン達が、タイトルの通り「跳ん」でいる



そこここにいる40人の男たちの「私の履歴書」
40人の名刺+ポートレート+おやじの跳躍写真+エッセイが
この本の全てである。

有名な経営者でも芸術家でもなく、俳優でもなく、スポーツマンでもない
そんな無名人の語ることなんか読むに値するのか!?
-みんな格好いいのだ。

失敗してしょげてみたり、
サボッてみたり、
時には戦ってみたり、
社会に与えるインパクトはちっぽけかもしれないが、
確かに社会と繋がっていて、それぞれの立場から社会を支えている。
ページをめくる度、リアルな姿にジーンと来てしまった。
この本には、羽鳥アナが沢山いるのだ!

FUNKY MONKEY BABYS




・・・やべ、またこのPV見て泣いちまった....




スタンフォード大学の青木昌彦先生の本

私の履歴書 人生越境ゲーム/青木 昌彦
¥1,995
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この本は2007年11月に私の履歴書で掲載された内容を
ベースに書籍化されたもの

日本を代表する経済学者の青木先生の
若かりし頃の学生運動の話から、
アメリカに渡って研究者の道を極められた人生を
様々なエピソードを交えて綴られている。
その破天荒な生き方に驚嘆を覚えるとともに
いくつになっても尽きることの無い知的ベンチャーへの好奇心に感銘を受けるとともに
勇気付けられた。

この本からの知見
何事もやるには中途半端はイカンそして引き際が肝心
~学生運動や経済産業研究所でのエピソードより
そして、一番の発見は
この本によりゲーム理論の可能性を再発見したことである。

がーんと衝撃を受けた部分をまとめてみると

・伝統的なゲーム利理論は個人の金銭動機を対象としてきたが、
 何らかの順序を目的としている場合はゲームとの類推は可能であり、
 「利他的な動機」や個人の「公共心」に基づく評価付けをしたものでも良い

・伝統的なゲーム理論は、人々はそれぞれゲームの構造と相手の出方について
 正確で完璧な知識と予想をもつと想定されていた。
 実社会においては、実効的な法律や暗黙の共通了解や社会的規範によって
 社会的行動の選択を拘束されるとともに、それらは社会的行動を選択していく上での指針となっている

・実効的なルールとしての制度は、突然あるいは社会に先立った、政府や神様、超越的理性が
 設定するのではなく、人々のゲームのプレイそのものの中から、人々の共同行為の結果として
 生まれてくる

ゲーム理論は、WBSの授業を履修し衝撃をうけ、いくつか参考文献を購入していた。
かなりの部分は忘れてしまっているので、早速読み返すことにする。

さて、この人生越境ゲームは、ざっと一日で読んでしまったのだが、
斜め読みの一読では勿体ない内容である。
すこし時間をあけて再読することにする。




本に収められた論文が読めます
http://www.stanford.edu/~aoki/j/opinion.html
7つめの知的ベンチャーであるVCASIのサイト
http://www.vcasi.org/