大型台風11号が日本海を北上した翌朝、野球ボール位の大きさの、白くて丸いものが落ちていました。
何だろうと思い見に行くと、フワフワの綿毛の塊でした。
近くに生えているアメリカオニアザミの綿毛のようです。
このアザミ、棘が鋭くて、ちょっと触れても痛いです。
咲き終わったけど、まだ、綿毛を飛ばしていない花の天辺をつまんで引っこ抜いてみました。
茶色いのが種、丸い穴は種がすっぽ抜けたところ。
手のひらに載せるとぶわーっと広がりました。
微風で飛散する綿毛。
綿毛はまとまることなく、一個一個がケサランパサランとなって浮遊するはずなんだけど、どうして固まってるのかなと調べると
枯れた花の残骸に、綿毛が絡まって飛散できなかったようです。
名前はアメリカオニアザミですが、原産地はヨーロッパだそうです。
繁殖力が強くて、あちこちで見かけるようになりました。