サンゴのようなキノコ、ホウキタケです。
「箒」を作る「ほうき草(コキア)」から付いた名前でしょうね。
かなり成熟が進んでいますが、上に若い個体もありました。
「多少苦いものもあるが、ほとんど味にくせがなく、上品な風味で美味である。」というものの、「ホウキタケ科のキノコは種類が多いが、日本ではまだ不明な種がきわめて多く、不確実な同定で本菌に似たものを食べて中毒している例があるので注意が必要である。」ということで、このキノコは食べたことがありません。
すぐ横には、古いのが三株もありました。
最近ニュースなどで耳にする猛毒の「カエンタケ」、青森県での発生は多くないようで、まだ見たことがありませんが、似ている?「ベニナギナタタケ」はたまに見ます。
このキノコは食用であるが、旨みにかけることとあまり一般的でないため、ほとんど利用されていないそうです。