晴れた日の夕方、コンクリート塀の上に、トンボが集まってきます。

アキアカネ、ナツアカネ、ノシメトンボなど色々。

実はこれ、コンクリートの遠赤外線と直射日光で暖を取っているのです。

日陰には誰も止まりません。

9月とは言え、日中は25℃を超える夏日。

直射日光で温められたコンクリートを手で触ると、人間の体温より熱く、40℃以上はありそうです。

アキアカネは暑さが苦手で、山へ避暑に行くほどなのに、暑くないんでしょうか?

顔まで真っ赤になるナツアカネ。

翅の先が黒いのはノシメトンボ。

コンクリートの遠赤外線が使えないときは、直射日光を浴びて体を温めます。

 

以前撮影した赤とんぼですが、最近は数が減っているように思われます。

年によって増減はあるんでしょうけど。