多分、フデリンドウの蒴果だと思います。



フデリンドウは、春に咲くリンドウの仲間で、とても小さい花です。


もう花が終わって、蒴果になっていたので、花は以前撮影したもの。


こちらが花後の姿。


がま口を開けたようにパックリ、中に見える茶色の粒々が種子。


花は、天気が良いと開いて、雨が降ると閉じますが、蒴果は逆に天気が良いと閉じて、雨が降ると開きます。
これは、種子を動物に食べられないため、そして雨が降ると開いて水を溜め、種子を水と一緒に流して散布するためだそうです。

撮影当日は曇りで、時おり小雨がパラつく程度でしたが、開いている蒴果も見られました。