こんにちは 歯科衛生士の新川です。
まだまだ寒さが厳しい季節ですが、昨日と今日では気温が10度も違いました。
皆さん、体調は大丈夫ですか?
さて、昨年からの新型コロナウイルスの影響で、テレワークなどのお家時間が増え、
生活リズムが大きく変わった方も多いのではないでしょうか?
☆食生活の乱れ、生活の乱れ
○起床時間、就寝時間のずれにより欠食、過食、個食
○好きなもの、食べやすいものなど食事の偏り
○菓子や清涼飲料水の回数、量の増加
☆運動不足
○外遊び不足
○通勤通学がなくなった
○ゲーム、パソコンの使用率の増加
など、コロナの影響が全てではありませんが、
生活習慣の乱れは習慣化してしまうと、なかなか元に戻せませんので、
意識して改善していきましょう
そして、歯科の立場から心配している事もあります。
むし歯や歯周病の進行、顎関節症の発症、悪化です。
お菓子やジュースなどの増加で、むし歯になりやすくなると言うのは
知られていると思いますが、それだけではなく個食により
唾液の低下、咬合力の低下もあります。
噛む事によって唾液もたくさん出ます。
唾液によってお口の中も潤います。
むし歯菌もくっつきにくくしてくれます。
唾液がたくさん潤ってることで食事の美味しさも倍増出来ます。
コロナで唾液の飛散が心配されますが、唾液は食べやすくするだけでなく、
口を通して入ってくる細菌などから身体を守るための免疫機能のはたらきもありますので
噛む食事の工夫もしてみてください。
もう1つ顎関節症です。
噛み合わせ、癖や姿勢だけでなくストレスや長時間のゲームやパソコンでも関係してきます。
ゲームや慣れないパソコンでのリモート授業でストレスや長時間同じ姿勢などでも、
グット強く噛むだけでなく、軽く噛み合わせてる時間が長くても顎には負担がかかってます。
休憩とストレッチで顎関節症予防をやってみて下さい。
簡単な顎ストレッチ
当院では、感染予防対策で換気消毒とともに
問診、検温、お一人ごとに手袋交換、飛沫防止予防で口腔外バキュームを使用して
患者様への感染予防、スタッフへの感染予防に注意して診療しております。
心配なことがあればご相談下さい。
受診控えによる治療の中断は、悪化とともに別の病気を引き起こしやすく
高齢者はお口の環境が誤嚥性肺炎などに繋がりやすくなります。
ぜひ、早期治療や定期検診を受診ください。