こんにちは。歯科衛生士の西浦です。
今年のインフルエンザは流行が早めで、受験生がいる我が家は感染対策にピリピリしていますが皆さんは予防接種は受けられましたか?
さてそんな中、満員電車に揺られ広島市内まで、
株式会社Rensa主催の「アンガーマネジメントセミナー」へ行って参りました。
アンガーマネジメントとは怒りで後悔しないこと。つまり怒る必要のある事は上手に怒ることができ、怒る必要の無い事は怒らないようになる事です。
怒りは二次感情。
その下に隠れている一次感情(不安、苦しい、嫌だ、つらい、虚しい、心配、寂しい、悲しい、罪悪感、後悔)を大切にしないといけません。
昨日はスルー出来たのに今日はイラッとする!!という事はありませんか?
そんな時は一次感情が溜まっているからです。
怒りのピークは長くて6秒!!
ゆっくり腹式呼吸をして気持ちを落ち着かせたり、それでも感情がコントロール出来ない時はその場から一旦離れ気持ちをリセットするといいそうです。ただし戻って来る事を必ず伝えましょう。
気持ちが落ち着く言葉(コーピングマントラ)を唱えるのもいいですよ。
人それぞれ価値観が違います。
無駄に怒らない為には自分の価値基準と相手の価値基準をすり合わせる事、つまり自分の中にある「・・・であるべき」を人に見せる事、知ってもらう事が大切です。そして、まあ許せるゾーンと許せないゾーンの間にある「べきの境界線」を広げる努力をする事です。
ただし怒りは相手へのリクエストでもあります。叱るは目上から目下へのこうして欲しいというリクエストなのです。物言わないでは解決しません。
行動のコントロールが可能(変えられる)か不可能(変えられない)か、それが重要か重要でないかと優先順位をつけ、それを伝える時は低いトーンでゆっくり明確に具体的に伝える事、未来の改善策を伝え、その時々で言う事を変えたり、過去の話は持ち出さないようにする事が上手に怒りを伝えるルールです。
怒る事は人間にとって自然な感情の一つですが喜怒哀楽の中でも自然に学ぶことの無い感情だと思いますので少しでもみなさんのお役に立てればいいな♪と思います(^O^)