都内や繁華街に住んでいる訳ではないし、財産を持っているなんて家でもないし…、相続税なんて別世界の話みたいに思っていました。

(ノンカイから約90km。ワットパータークスアのスカイウォーク。規模は小ぶりですが、メコン川越しにラオスを望める気持ちいい場所。この他お寺以外は特に何もない)




 平成26年の相続税改正以前は、基礎控除が5000万に相続人数×1000万で、今の我が家の様に子供達3人でも、5000万+1000万×3=8000万→3人で割って1人2600万ちょっとまで非課税でした。

 

 一方改正後の今では、基礎控除3000万に相続人数×600万に改正されてしまい、3000万+600万×3=4800万→3人で割ってみると1人当たり1600万になり、非課税枠が1人約1000万少なくなってしまいました。



 首都郊外に住んでいた専業主婦の母親の相続ですら、相続税に対して何か考えないといけなくなってしまいました。

 ま、大方、持ち家の相続が相続財産の主な中身ですが…、兄弟や姉妹の益々少なくなる今後は、何らかの相続対策が必須の時代がやって来そうです。


 正直「お役人様〜、ご無体な〜」なんて言いたい気持ちでいっぱいですが、パーティーでお金集めて「税金払わずに、金バラ撒いて票を集める」政治家に対して、退場勧告出せない私達は、搾り取られるだけなのでしょう。

(タイの海軍基地内の日本製軍艦。既に周囲はコンクリートで固められていて、スクリューも主軸も外されて、横に展示されているけど、船内には自由に出入り出来ます。勿論、施錠されてる部屋もあります。入口に兵隊さんが居て、位置付けは海軍管理の博物館)



 相続に限らず普段から、「トウゴウサンピン」や「クロヨン」なんて言葉すら、既に世の中から忘れられた様に見えます。

 ちょっと前の、賭け麻雀だって金額が少ないから良い?時効過ぎてからの公開でも公開?とか、根性ない私達は…、いずれにしても流されて、今のまま搾取されるしかないんですかね。