母親を自宅で看取ってから、今日で49日になります。あっという間に1ヶ月半が過ぎました。

 何かしていたんだろうけど、余り記憶になく新しい日々を重ねる事に、大方の精力使って過ごした事を、ブログを読み返しながら思っています。

(タイのサムットプラカーンのワットサーカラにて曜日の色の鉢ですね)



 元々菩提寺もなく、分家の分家で宗派すら分からない我が家では、十数年前に先に亡くなった父親の時も仏壇は作らずに、母親は小さな写真を本棚に飾っていただけでした。


 そんな訳で今のところ、母親も仏壇に祀る気はないのですが、上の妹と話合い、55年間母親と一緒にいた下の妹の為に、亡くなった母親のモニュメント的な物を…と言った形で、位牌だけは作る事にしました。



 私の知り合いに、浄土真宗の僧侶がいたので、話し合って法名を選んで位牌を作りました。(浄土真宗は、本来位牌を作らないらしいのですが、妹の為のモニュメントを用意したく思い、また、俗名そのままの位牌では、逆に印象が強い様にも感じられ、表は法名の位牌を作りました)


 多分今まで、何処に行くにも何をするにも母親と一緒だった下の妹だから、遠く旅行に行く時は母親の位牌と一緒に出かけて行くと思います。

(大学病院を紹介された帰り道。いつも母親と下の妹(左)は一緒に行動していました。翌々日の診察で緊急入院になりました)




 49日の今日は、自宅での看取りの様に、子供達3人が集まって、母親の位牌を中心に、会食しながら、母親の生前を思い起こしてみたいと考えています。


 初盆は来年になると思うので、次の大きなイベントは、納骨になると思います。遠方にいる孫達を考えると、秋の彼岸前後になりそうと思っています。