十数年前より、普段からVIEWカードを使っていました。

 理由は、通勤定期の購入でポイントが貯まる事を期待していました。

(センセープ運河のバンカピとミンブリの間、クワンリヤム水上マーケット)



 実際、貯まったポイントでは大したお得感は有りませんでしたが、ただ通勤定期を買うよりいいかな…程度のメリットは有りました。


 退職後もVIEWカードは、若干の支払い先になっていたり、Suicaの支払いに使っていたので、毎月の支払いは発生し続けていました。


 その引き落とし口座が、家から遠い銀行口座になっていて管理が面倒だったので、今までは通勤途中の駅のATMで、毎月支払い分を返済していました。



 しかし昨年3月に退職してしまい、今年に入ってからは外出の機会も減り、益々JRの駅から離れた生活になってしまい、月一回のカードの返済の為に、駅に行くのも面倒に感じる様になりました。

(クワンリヤム水上マーケット対岸のワットバーンペンタイ)



 そんな時、ちょうど良く5月から始まったJRE BANKの広告を見ました。

 しかもVIEWカードへの返済口座にすると、ポイントが貯まると言う。しかも、口座への入金は近所のコンビニで可能との事。


 ネットで最短即日に口座開設可能…、これ幸いと口座開設の手続きを、iPhone片手に始めてしまいました。

 しかし…、JRE BANKと言いながら、その実態は楽天銀行の一部?でした。

 

 手続き途中に気が付き、一瞬嫌な予感がしましたが、一部、本人確認データなども既に送信していたので、個人情報を送った後では中断する事も癪に思い、最後迄手続きを進める事にしてしまいました。 


 「たった3分即日手続き完了!」なんて宣伝文句が書いてありましたが、私の場合は、実働時間で苦節2日(写真撮っている内に、タイムオーバーで強制中断等、様々にトラブルが発生)、口座開設まで1週間ちょっとかかりました。

(センセープ運河をバンコク都心方向に進む電動乗り合い船)



 私が前から思う楽天の嫌な所は、「楽天ID」が楽天トラベルや楽天銀行、楽天市場、楽天モバイルと様々に、同じ楽天の扱いの中で別々に楽天IDが発行されて、iPhoneのキーチェーンで違う楽天IDが設定されたり「どの楽天IDですか?」と選択を迫られる状況になっている事でした。

 「どの楽天IDとパスワードの組合せが正解なのか」私自身が既に混乱しており、最近では楽天モバイル以外は、近寄らない様にしていました。



 いろいろ取り組んだ末に、一応口座開設までは漕ぎ着けたJRE BANKでした。


 が、さらに大きな落とし穴が待っていました。



 口座開設後のアカウントの設定項目で「モバイル端末の制限」と言う項目があり、インターネットバンキング前提のJRE BANKなら「便利な機能だな」と、つい設定してしまいました。

 最近では「携帯の不正契約(SIMの不正発行など)から携帯番号を乗っ取られる被害もある」と言うし、乗っ取り被害の予防になると設定しましたが、まさかこの機能が落とし穴になるとは、思っていませんでした。



 数日後、改めてJRE BANKにログインしようとすると、モバイル端末ロックに引っかかってしまいました。


 なぜモバイル端末ロックに引っかかったのか、焦りましたが、ちょっとだけ想定もしていたので、自宅に帰りパソコンを使ってログインして、モバイル端末ロックの設定を改めようとしました。


 しかし…、パソコンからのJRE BANKへのログインでも、携帯と同じ様なモバイル端末ロックの表示が出てしまい、口座にログイン出来ませんでした。


 MacBook Airも、モバイル端末扱い?…そりゃMacBookなら持ち運びもするが…。

(クワンリヤム水上市場は、原則週末、休日のみ)


 

 とても混乱して、仕方なく問題の根源の楽天銀行に問合せしました。


 何と!JRE BANKは、携帯やスマホからのアクセス専用の銀行との事…。

 そもそもJRE BANKの入会操作の当初、楽天銀行とも聞いて無かったし、携帯やスマホ専用銀行とも聞いていませんでした。


 モバイル端末操作専用の銀行なんて知っていたら、モバイル端末ロックなんて安直に設定しなかったです。


 で…。今回のトラブルの原因は、意外にアッサリした理由でした。

 私が、iPhone3台にSIM4種類を使っていたのが問題でした。楽天IDやパスワードが正しくても、当初登録した時の1台1SIMでしか、ログイン出来ない様子でした。

(因みに原因に気付く前に、楽天に問合せしてしまいました。楽天の回答では「登録住所に申請書を送るので、それで申請手続きをしなければいけない」との事。→もし携帯紛失や破損した場合、郵送手続きの数週間後にしか、回復出来ない!らしい)



 つまり、複数iPhone持っている場合に「モバイル端末ロックの設定」と、手元にある「複数端末間での併用操作」は、上手く行かない様でした。

 まだ今回の端末ロックが、端末に紐付いているのか?SIMに紐付いているのか?それとも端末とSIMの組合せに紐付いているのか?今現在は判明していませんが…。

 いずれにしても、安易に機種変更すると首絞める事になるのかもしれません。


 JRE万苦改め落転か…。やっぱり私は相性悪いかも。