今回の訪タイの目的の法要参加を終えたので、3日めは以前より課題だったタイ国鉄のメークロンタッチ?に行きました。

 メークロン市場(線路上に広がる屋根や品揃え)の片付けるのは、2017年の訪タイ時に車でメークロンに送って貰い市場で列車の進入を見ていました。

 そして、今度は列車でメークロンに行き列車で帰るだけです。


 

 相変わらず4時半起床で5時出発を目指しましたが、ギリギリでBTSの始発を逃してしまいました。

(前日日曜日では、ホーム上で何人かと一緒に待っていたのに、月曜日の2本目は他に誰も待って居ませんでした)


 ラチャティウィー駅の時点で5時20分近く、ウォンエンヤイ5時30分の始発への乗車は無理でした。

 ただ2本めのBTSは、サイアム駅でバンワ行きのホームに着きました。ラチャティウィー駅から乗るサイアム方向のBTSは、いつもならケーハ行きでバンワ方面は、サイアム駅でホームの反対側に乗り換える必要があるのですが、サイアム駅到着前に路線を切り替えた様で、ラチャティウィー駅の乗車でしたが、乗り換えせずにBTSウォンエンヤイ駅に着きました。

(BTSウォンエンヤイ駅下車後。タイの交差点では左折車に限り、正面が赤信号でも法的に交差点へ進入出来るルールがあります。☜左下の乗用車は正面が赤信号でも曲がっています)


 6時近くなり夜が明け始め、ウォンエンヤイに着く頃にはすっかり明るくなってました。

(時刻表通り始発は5時30分に出発し、次は6時25分でした) 


 時間が余ったので、駅近くのお店で朝ご飯を食べました。クッティオと思っていたら、ご飯とスープが出て来ました。

(確かに表だって書いてあるのは、ご飯でした)


 そうこうしている内に駅の切符販売窓口が開き、切符を買うと終点マハチャイまでは10バーツでした。(駅で買わずとも列車内で車掌から購入可能)

(1時間乗っても運賃は10バーツと安価です)


 タイの列車と周囲の距離も、ある意味適当で、滅多にないですが、たまに草や葉が車内に届いたりします。(当たったは事ないけど…)

(やっぱりタイ国鉄もアトラクション的)


 最初はガラガラでも、通勤や通学の足としては利用されている様で、区間によっては混む時もありました。

(線路沿いには家屋が少なく、町の範囲が広いのか?どこから集まって来たのか?と言う感じでした)


 マハチャイ駅では、乗車客はそれぞれ散って行きましたが、降りたホームの反対側に駅舎があり、列車が回送後、線路を渡り反対側の駅に行きました。

(乗って来た列車はお客が降りると、割とすぐに回送されていきました)


 駅舎を出ると割と直ぐに商店街がありました。

歩いて来る人は「船着場から来ている」と勝手に思い逆行して進みました。

(写真の時は通行人は疎らですが、船が着くタイミングか?割と集団で人が来る時があります)


 この様な船着場には、大体乗船入口に机があり渡賃を集めています。マハチャイから人なら対岸まで2バーツでした。

(皆慣れた感じで上下船しています)


 失敗したのは対岸に着いても、割といい加減に「列車を降りた乗客が駅から渡し船に来ている」と思った事でした。

 深く考えずに向かって来る人の多い方向に歩いて行きましたが、だんだんとすれ違う人が少なくなり、最後には人気の無い住宅街に入ってしまいました。


 困った時のGoogleMAP頼みで、自分の居場所と駅を確かめて進んで行きました。すると…。

(コンクリート舗装はここで終わってしまいました)


 Google MAP上でも駅マークへの道は直接無く、よく分からない感じだった事と、線路や駅舎が見えず、敷地らしい場所に入る勇気がなく、少し戻りコンクリートの舗装が続く別の方に行きました。

 暫く歩くと「駅に行くのか?駅はこっちじゃ無いよ…戻ってその先に進め」と、道で世間話?をしていた人が教えてくれました。

(改めて勇気を出して舗装の切れた先に進んで行くと、線路と駅舎が見えました)


 先程の道を教えてくれた人は、道案内に併せて「列車は出たよ。次はずっと先だから…。待つのか?」と言っていましたが、実際一日4本しか運行されてなく1時間半以上待たないと、次は来ない状態でした。

(一応バンレーム10時10分の次発の列車でも、メークロン11時10分着、折り返しはメークロン11時30分発での往復は可能)


 万一11時30分に乗り遅れても、逆にメークロンで散歩など時間潰して、15時30分発でバンコクに帰れます。

 更に列車の運行トラブルや最悪15時30分に乗り遅れても、メークロン発バンコク行きのロットトゥー(乗り合いバン)で帰れば良いと思い、このまま駅で列車を待ってメークロンに行く事にしました。

(ホーム付近には、食堂が一軒だけでした)


  何もすることが無いので、駅構内に(多分…)併設されている機関車の展示を見ていました。

(看板からは何かドラマに使われたのかもしれない。しかし、よく見ていると…こう言う朽ち果て方も展示として有り(単にマイペンライ?)なのかもしれない)


 ご飯を食べながら気長に待っていると、段々とお客と思われる外国人も増えてきました。

(それなり定刻に列車は来て、定刻で折り返して発車しました)


 列車もメークロン市場に近づいて来ると、外国人の団体客も乗り込む様になり、メークロン到着間際には、ほぼ満席になりました。

(メークロン到着まで市場通過のタイムプラス動画)


 せっかくのメークロン駅なので、ホーム脇のクッティオ屋さんで一杯食べて、すぐに折り返し列車に乗り込みました。

(ホーム沿いのお店で食べれますが、折り返し30分の間では結構忙しいです)


 帰りの列車は、既にメークロンの列車到着を見た外国人団体等で満席でした。座れないので先頭で運転席の窓から前を見ていました。

(列車が通る時点では、お店が片付けられているのが残念)


 帰りはマハチャイから再び列車に乗りましたが、

冷房車が増設されており、あまり他のお客は乗らないので、何かあるかな?と思いながら乗っていると、10バーツの運賃でしたが、多分距離に関係なく追加で15バーツかかりました。

(冷房の他、シートはリクライニングが可能で、車両にはゴミ箱が置いてありました)


 またウォンエンヤイまで行くと歩く距離が長くなるので、ワットタカットで下車しました。

(今日は、私の他にも下車する乗車客がいました)


 今日のメークロンタッチは、BTSのラチャティウィーを5時過ぎに出発して、BTSワットタカットまでで、約10時間の行程でした。

(メークロンからの帰りは、乗り継ぎで待たされる事が少なく意外に順調に戻る事が出来ました)