以前より気になっていた日本製の軍艦を見に行ってきました。
これも私が「軍艦を見に行く」と言っていたら、居候先の家族が連れて行ってくれました。
(軍艦は昔日本で築造され、タイ軍艦(メークロン)として1990年代まで使用され、その後博物館になったとの事)
このところの記事で、居候先の家族に連れて行って貰っている事に対して、「本当は自分で行きたかった…」なんて子供みたいな事を、最近続けて書いていましたが、今回の場所は連れて行って貰って本当に有り難かったです。
(町外れの人気ない道を海方向にひたすら進みます)
理由は①公共交通がかなり貧弱な場所にある事。②軍の施設(海軍基地?)の中にある事。③基地の中を、入り口ゲートから奥深く入っていかないといけない事。など理由は色々あります。
(基地のゲート。居候を仲介してくれた日本人は「犬連れて散歩に行く様な場所」と気軽に言っていましたが…)
本当に甘く考えていました。何も知らずに1人で行ったら、危険では無いが相当に苦労しそうな場所でした。
例えばまず距離的に油断して、散歩がてら午後から現地に向かいそうで、海軍基地のゲートで事情を説明して入る事が出来たかどうか…(居候先の家族は「国民の為の軍隊なんだから大丈夫」って言うけど…私は外国人)。勝手の分からない基地内の1kmちょっと奥の場所を、訓練中の兵士に道を聞きながら辿り着けただろうか…。そして何より帰り道、公共交通機関の無い現地から、どうやって帰るのであろうか…。
最終的にスマホ頼りに歩いて帰る方法が選択出来るとしても、バス停まで8km歩くなんて、雨が降ったら傘より、挫折しそうな感じです。(挫折してどうする?)
現地の軍艦は、係留されているのかと思っていましたが、実際には既に固定されていました。
(軍艦の周囲は確かに公園化されていました)
博物館とされているだけあって、塗装などのメンテナンスは丁寧に行われている様でした。(船首のマークは当初からあったのだろうか)
(スクリューは外して展示されていました)
軍艦内部は割と自由に見て廻れて、博物館で想像する様な展示はあまりなく、簡単に言えば動態保存を見学するみたいな状況でした。(既に地面に固着されていますが)
(砲塔は固定されていて、回りませんでした)
今回の見学では、連れて来てくれた居候先の家族をその場で待たせていたため、気が急いてゆっくり見る時間はありませんでした。
(軍艦メークロン博物館との看板。Googleの画像翻訳で訳せます)
施設は確かに、チャオプラヤ川河口の公園の一部となっていて、軍艦の博物館だけではなく、レストランやその他販売店もある様子でした。軍艦周囲には投光器もあり、夜はライトアップされているかもしれません。
(やっぱり南国、炎天下では行動範囲も限られますが、ゆっくり時間をかけて散歩したい公園でした)
またいつの日か、grab等帰りの交通手段を用意して、自力で再チャレンジしたいと思います。