バタバタの前夜から明けて、予定帝王切開当日。朝イチでのオペでした。
「出血多くなりそうです!」
「胎盤剥がれそうだね」
「子宮腺筋症核出術の跡はここですね、あら、キレイですね
」
「あ、卵管は子宮に癒着してますね」
「子宮の戻りも傷の回復も順調ですね。これでウチでの診察は終了となりますが、何か気になることありますか?」
「うーん…やーるさんの場合子宮腺筋症の核出術を受けてますからね…
「もちろん、第二子を作るのを止めろとは言いません。でも、やーるさんはこの約一年という短期間で腺筋症の手術して、不妊治療して、帝王切開で出産して、ちょっと子宮に負担をかけすぎかな?とは思います。
「今回、管理入院や検査含めて我々がとくに何もしなかったのは、正直、それが必要であるという認識が無かったからです。
「今後も、子宮腺筋症核出術後の妊娠について管理入院をするかどうかは、この病院では意見が割れると思います。
「とはいえ、僕も執刀するにあたり、やーるさんの経歴を見てぎょっとしました。こんなレアな手術受けてるんですから。何て患者さんを普通に受け入れているのか、ってね。
執刀医
「大量出血の可能性があるのと、最悪の場合子宮全摘となり、その場合3、4時間かかる可能性もあるのでこの日一番最初のオペとさせてください」
ということです。
子宮腺筋症核出術のときは、オペ室に入ると硬膜外の針刺してすぐ全身麻酔…だった気がするので、体感的には終わるまであっという間でしたが、帝王切開は半身麻酔だからリアルタイム体感で長い

しかも、先生たちの
みたいな会話が全部聞こえるからドキドキだよ…

全摘の場合全身麻酔に切り替えられるし今まだ何も言われてないから大丈夫だよね
なんて思いながら、取り上げられた赤ちゃんの姿が見えて泣き声が聞こえてひと安心
なんて思いながら、取り上げられた赤ちゃんの姿が見えて泣き声が聞こえてひと安心
もし胎盤が癒着してたらここからが勝負なのですが、
」なんて先生たちの会話に気を揉みながらもどうやらわりとすんなり無事オペ終了。
結果的に、子宮全摘することもなく、胎盤も剥がれ、スムーズに終わったのでした

懸念された出血量は2560ml。
多かったほうだとは言われましたが輸血もなかったし問題無し、かな

子供は3050g。
推定より大きかったので、子宮何事もなくてホント良かった。。。
左の卵管、卵巣が子宮に癒着していたのと、霞ヶ浦で剥がしてもらった子宮の直腸への癒着が再発してたみたいでショックでしたが、生活に支障無ければもうイイや

傷の回復は腺筋症の手術のときに比べると格段に早かったです

子供のお世話があったから自分のことにそうそう構ってられなかった、て言うのもあるかもしれないけど

そして無事退院し、自分の1か月検診にて執刀医の診察。
私「あの、もし、第二子を考える場合どれくらい経てば良いでしょう?」
ひとつ申し上げたいのは、もともと腺筋症の手術を受けてリスキーなところに帝王切開しているので、第二子はさらにリスクが上がるということです」
私「ですよね…」
学術的な根拠に基づく期間ではありませんが、一年ほど子宮を休ませてはどうでしょう?」
私「はい…(まあそうだよな…)
ところで、第二子の場合も今回みたいにとくにリスク管理なく過ごすことになるのでしょうか?」
子宮腺筋症の核出術を受けて出産したのは、僕の知る限りこの病院では初の事例なんです。
外来の医師としては、前例がないから、子宮筋腫の核出術と同等の対処で行こうと判断したんです。ハイリスク外来の
先生は自分の得意分野であるエコーでリスクを予見しようとしたし、
先生はレアな手術歴を見てハイリスク受診を勧めた。
僕は子宮の筋肉の状態はMRIで確認したいと考えたわけです」
私「てっきり管理入院があると思ってたのですが…」
なぜなら先ほど申し上げた通り、前例が無いからです。
管理入院は体力も奪われますし、第二子ともなると家庭の負担が非常に大きい。加えて金銭的な問題、本人の精神的な問題も。
それらをしのぐほど管理入院するメリットがあるかどうか、まだこの病院の誰にもわからないからです。
ただ、何かあれば母体の命を救うだけの設備はここには揃っています」
今回、何事も無くて本当に良かったです」
私「…
」
結局、私の妊娠中とくにリスク管理されなかったのは、病院側が初の事例への対処として子宮腺筋症の核出術を子宮筋腫の核出術と同等にとらえたから、ということのようです

執刀医はかなり慎重派だったみたいですが、こちらの先生、オペは担当されてますが妊婦の外来は担当されてないみたいなんでこういう結果になった模様

いや…ホント何事もなくて良かった…
病院選び、重要です、これ本当に。
第二子も検討したいのですが、この病院にするかどうか悩ましいところですね。。。