これが、ピットブルと呼ばれ、アメリカ中心に飼われている闘犬ですが、最近、この犬を家庭犬として飼育し、人間が噛まれる事故が何件も起きています。
イギリスは、輸入禁止だそうです。アメリカ人やドイツ人より犬を愛し、犬の品種改良にも熱心なイギリスが輸入禁止にしているのだから、危険なのでしょう。
下が、ピットブルの全身の写真です。
歴史とか調べる気、ないんですよ。なんでも違法な闘犬に出すために品種改良された犬だそうです。
一昨年が最盛期だったんじゃないかと思いますが、フェイスブックでも、犬好きが集まるグループなんかで、「ピットブルは危険な犬じゃない。」のキャンペーンのようなものが単独の投稿で行われていて、ピットブルが花と子犬に囲まれて嬉しそうにしている画像なども見ましたよ。
でも、私の結論は「危険な犬だろう」です。
先月だったと思いますが、「うちの前庭にいた飼い犬のシェアパードが突然(おそらく近所の)ピットブルに襲われ、噛まれて怪我した」と言う話を聞いてからです。
ピットブルが危険な犬だと言われるようになった背景には、幾つもの「ピットブルがうちの犬に、人間に、かみついた」という報告があるからです。それに対し「ピットブルは危険ではない」という人たちは、適正な買い方をしていれば危険ではない。くらいしか提案することないですね。
なんと、もの好きなことにそのピットブルを日本で飼っているという人のサイトをさっき見に行ってきたのですが、そこに載っている情報をすべて信じたとしても、ピットブル飼育をお勧めできるものではありませんね。
なにしろ、「ピットブルは危険な犬だ」とアメリカでバッシングを受け、イギリスには輸入禁止措置を取られ、先月には自分より大きいシェパードを襲い、噛み付いて怪我させるような犬種ですから。
ピットブルは、犬同士で戦う闘犬の戦士たるべく改良を加えていって、性格は獰猛に、顎の力は強く相手の肉を深くえぐるように改良されています。
しかも、その闘犬が非合法になってからも、非合法な賭博を伴う闘犬が21世紀なるまで行われていて、1990年代でも、年間1500頭が、闘犬により命を落としたそうです。
それから、ブルテリアという犬がいるのですけど、非常に特徴のある顔をしています。ピットブルとブルテリアは全然違う犬だったのですが、ブルテリアの正式な犬名がアメリカン・ピット・ブル・テリアなので、最後の方に自分の名前が登場数ブル・テリアには、迷惑がかかっているものと思われます。
最後に、日本語のウィキペディアのピットブルのページを貼ります。
写真は、純正なピットブルなの? って写真ですね。異常なほど細いと思います。