モーツァルトのトルコ行進曲について、
つづきです。
前回↑おすすめした高校講座でやっていたのですが、ヨーロッパのカフェ文化もトルコから入ってきて流行ったものなんだそうですよ
そう、なぜ、トルコ的なものが流行っていたか…。
オスマン帝国がヨーロッパに向けて侵攻を繰り返していたのは、モーツァルトの時代よりずっと前のこと。
そういえば、昔は(私が歴史を習った頃は)、オスマントルコっていう言い方でしたよね。今はオスマン帝国という言い方が正しいらしいです。今のトルコはオスマン帝国の一部だから…とのことです。
モーツァルトの時代はもうオスマン帝国とヨーロッパは友好関係にあり交流が盛んだったとのことで、異国情緒あふれるものや音楽にヨーロッパの人が魅了されたのです。
軍隊も、強いオスマン帝国の軍隊をヨーロッパが参考にしていたそうなのです。
オスマン帝国の軍隊には、士気を上げるための軍楽隊、メフテルがありました。
そう、その音楽がモーツァルトやベートーヴェンのインスピレーションになったのです。
メフテルの音楽、聴いたことがありますか?
またまた昔の話になりますが、
向田邦子さんのドラマ「阿修羅のごとく」のテーマ曲に使われていました。
子どもながらにすごく強く印象に残っているんです!
きっとみなさん聴いたことがありますよ。
YouTubeで探して聴いてみてください。
高校講座でも流れています。
つづく。
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