小澤征爾さんの演奏、これまでにたくさん聴かせて頂きました。サイトウキネンやアルゲリッチとのコンチェルトの数々…。グラミー賞受賞後のベルリンでの子供と魔法を聴きに行こうとしたこともありました。小澤さんは結局、体調の都合でいらっしゃらなかったけど(私は行きました!代わりの指揮者の方でも素晴らしい演奏でした)。最後に演奏を聴いたのはムターさんとのサンサーンスでした。
でも今日はちょっと違う小澤さんの思い出を…。
私の話じゃないけど。
10年以上前のお話。
私の生徒さんとママがレッスンの帰りにとある駅のベンチに座っていたら、偶然、小澤さんが隣に!
ママは興奮して、
「娘がピアノを習っているんです!」と小澤さんに話しかけたら、
「楽譜を見せてごらん」と!
インベンションの楽譜をお見せしたら、ふんふん、とじっくりご覧になり、返す時サインもしてくださったのでした。
その話を聞かされた私…
えええっ!!!
慌てて楽譜を見ましたよ
変なこと書いてないか…テキトーなこと書いてないか…いいかげんなこと書いてないか…
…なんとか大丈夫でしたけど
とてもよく弾ける生徒さんで、ちゃんとアナリーゼ的なこと、調やテーマなども一緒に考えて書き込んでいたので。
あー良かったー
…というお話。
小澤さんの気さくなお人柄がよくわかるエピソードでしょ
去年、サイトウキネンでお姿を拝見したのが最後になってしまいました。その様子がまた明日17(土)夕方にEテレで再放送するようです。
「Tributes! (For Seiji)」(ジョン・ウィリアムズさん作曲)という曲が演奏されたのでぜひ聴いてくださいね。
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