エリーゼのために、つづきです。
エリーゼのために…書くことが尽きないですねー。さすが世界中で名曲と言われる所以ですね。
今日は私がいつもこだわる大好きなところ
三連符の前の、ppの属七の和音。
この和音は1拍であること、そしてppであることにに注目です!
前の小節の和音(1度の第1転回)は2拍なので、おんなじように弾いてしまう方が多いのですが、この和音は短くて弱いんです
この曲じゅうでいっちばん弱いところだよー、といつも言っています。
私はこの和音、
ため息、諦めの気持ち、もはやこれまで、
みたいに感じるんですがどうでしょう?
短い、と言っても、手をぽんっと上げてしまうと、次の三連符に入る踏み切り台(跳び箱の…)のようになってしまうし、少し元気になってしまうかな。
短く音は切る(鍵盤は上げる)けど、手は鍵盤から離さないのかオススメ。
そして地の底から湧き上がってくるように次の三連符を弾き始めます。
とても好きな箇所なので、ちょっと押しつけがましいかしら
5回に渡って、微細なことをたくさん書きましたが、
いろいろなイメージが湧く曲ですので…、
さんざん語られているこの曲の逸話を思うのもよし、
自分の初恋に当てはめるのもよし、
もっと壮大なテーマをイメージするもよし、
たくさんイメージしてこの曲を楽しみましょう
「エリーゼのために」終わり。たぶん
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