またまた登場、推しのトンプソン②から、
「空のパイロット」。
以前書いた、
2の指の下をくぐるおや指「アルプスの山々で」
おや指の上をこえる3の指「パック」
に続き、
おや指の上をこえる4の指「空のパイロット」です。
この、指をくぐる、こえる、
が、練習ポイントのシリーズは5曲あります。
当然、1→4の動きは一番難しいですよね。
右手がメロディーのところはヘ長調で、
1→4がド→♭シ。
左手がメロディーのところはハ長調で、
1→4がド→レ。
右手は、遠いし黒鍵だけど、1で返した後の4が高いところに着地すればいい。
左手は、となりの鍵盤で近いけど、黒鍵を超えて同じ高さの(鍵盤の高さ)白鍵に着地しなければいけない。
コレはどちらが難しいか…メリットデメリットは微妙なところですが、お子さんにとってはやはりド→♭シの方が難しい気がします。
黒鍵、ということで難しいという先入観もありますしね。
さて、この曲の私のお気に入りポイント
おや指をこえる4の練習なので、
右手、下りの音階
左手、上りの音階
になりますよね。
まず右手のメロディーから始まります。
下降がちのメロディー。
高い上空からひゅーうっと。
次、左手の上向きのメロディー。
こちらにはクレッシェンドが書いてあります。
地面付近からまたぐぃ〜〜んと上空へ。
この動きがめっちゃ曲芸飛行っぽいんですよ。
左手だけにクレッシェンドがついているところがとても良い
ぐぃ〜〜んと上がっていく感が出ている!
最後、真ん中のドと低いドから両手でユニゾンで下降メロディー。
ふつう、最後にあるユニゾンって、
f(フォルテ)で、みんないっしょに〜って感じで華やかに弾くケースが多いと思うのですが、
これは、
p(ピアノ)でユニゾンです。
滑走路で、すーーっとうま〜く着陸。
お見事!
で…
最後のスフォルツァンドの和音は…
なんでしょうね
というわけで、
生徒さんが弾いているのに合わせて、
すーーっ、とか
ぐぃ〜〜ん、とか横で言ってるのがすごく楽しいんです
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