Ferryどうも。

 

中村ゆり、ヤらしいよねえ(笑)。実は何気に結構たくさん出てる売れっ子の人だすね。「市子」ネタだと、今期始まったフジ系のドラマで「アンメット」っていうのがあって、それが杉咲花さんと若葉竜也氏の「市子」コンビなのよ(っていうかNHKの朝ドラで既に共演してるらしい)。このドラマがねえ、「エルピス」並みに気合が入ってて、画が先ず高品質だし、内容的にもかなり攻めてて面白かったです。医療モノなのでフェリーにはノイズ多めかもしれないけど。あと今期のドラマで言えば長谷川博己が並々ならぬ雰囲気で圧倒感のある「アンチヒーロー」もかなり面白かったです。「VIVANT」よりも面白いかも。ベースに”レジリエンス”負けへんで精神が垣間見れて、時代の雰囲気だなあという感じ。4人くらいが脚本書いてるんで、なんか、隙がないの。 さらに続けますと、「ほつれる」の加藤拓也氏が深夜帯のドラマを今クール書いてて、「滅相も無い」っていうTBS系?のやつ。一回目観たんだけど、不条理ドラマの骨頂みたいな感じで、まだ何とも言えんかった。 「花咲舞がどうのこうの」っていうやつは、酷く詰まらんかった。山本耕史だけはいい。 んなとこですか。 ついでに言いますとね、Tverで昔のドラマがたまに観れるんですが、TBSだったと思います「愛はどうだ」っていう、緒形拳のドラマが今観れて、つみきみほとか懐かしいんだけど、90年代かな?これがさあ、正に「不適切にもほどがある」なのよ(笑)。笑えます。

「聖地には蜘蛛が巣を張る」って、そうか。イランを現わしてるのか。結構エグいやつだったよねえ。イランって、懐深い感じがする。色んな意味で。ペルシャだもんね。「ラリ・カル」って何よ(笑)。ラリー・カールトンって、幾つ(笑)?なんか伝説感あるよねえ。でも最高だよねえ。いいなあ。♬ゲリーローン、ゲリーロン、キッド・シャーラメン♬ ストーンズの新作、全く聴いてません(-_-;)

 

 

Winny」 ('23)

 松本優作 脚本、監督 

 岸建太朗 脚本、撮影

 東出昌大、三浦貴大、皆川猿時、

 和田正人、木竜麻生、渡辺いっけい、

 吹越満、吉岡秀隆

 

 『2004年。革新的なファイル共有ソフト

 ”Winny”を開発するも、利用者に依る

 悪用が社会問題したことで新しい技術を

 開発しただけの金子勇氏本人までもが

 逮捕されてしまう事態が起こる。便利な

 技術が犯罪などに悪用されると、開発者

 自身も責任を負わなければならないのか

 という日本のソフト開発の未来を揺るが

 した”Winny事件”を題材に、金子氏と

 彼の裁判を支えた弁護士・壇俊光氏の

 無罪を勝ち取るまでの7年の道のりを

 描いた社会派ドラマ』(allcinema)

 

 アマプラにラインナップされました。

 これ、すごく好かったです!

 出っくんの、”違和感”、いい意味のね、

 異物感というかは、やっぱ最高だわ。

 三浦貴大も、もうなんか、ここが彼の

 居場所って感じのハマりぶりで。あと

 吹越満が、好かったですねえ。あの

 キレ者な雰囲気を、出てきたときから

 一発で出せる役者って、そうはいませ

 んよ。

 

 恥ずかしながら2004年当時は、ネット

 ショッピングをやってるかどうかくら

 いの弱者オブ弱者でしたので、本件の

 ことは全く知りませんでしたし、京都

 と愛媛の警察情報の漏洩云々の件も、

 ピンときてなかったと思うんですけど、

 観る分に何ら支障はありませんでした

 し、「殺人事件で、凶器の包丁を作っ

 た人を罪に問うのか?」って非常に分

 かり易い説明ですよね。

 本作の中で国家側の思惑なり意図とか

 っていうのは、ほぼ分からないじゃな

 いすか。描かれないし。恐らくこれか

 らだってこの国では明らかにされるこ

 とはない気もするし。そんな、考える

 とすごく恐ろしい、”国家に挑む個人

 の尊厳を懸けた闘い”には、どうしたっ

 て熱くなりますよぉ。

 

 でさあ、最後よ。エンドロール。キャ

 ストがみんな、似ててさあ(笑)。

 そこも熱くなりましたし、そうなるっ

 てことも全く知りませんでしたので、

 金子さんの、朴訥で誠実なその姿(あ

 らためて、出っくん好演!)には、

 いま思い出しても目頭が熱くなるくら

 い、オレ、夜中なのに号泣してしまい

 ましたよ。

 どうせ意図的にスルーしたがるタイプ

 の作品と思いますが、もっと讃えられ

 て然るべき作品と思いました。

 ★★★★

 

 Winny|SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023 さん

 

 

 

 

 

バッド・キッズ 隠秘之罪」

('20)

 ロン・ズーシャン、シー・ポンユァン、

 ワン・シェンディー、チン・ハオ他

 

 先日報告した金子修介監督、岡田将生

 主演の「ゴールド・ボーイ」の基に

 なった原作を現地でTVドラマ化した

 ものですね。アマプラにあったので

 観てみました。

 

 したらさあ、結構違ってて驚きました。

 実質の主演となるこどもたちの年齢が

 先ず、「ゴールド~」よりだいぶ低い

 んです。「ゴールド」は中学2年でした

 けど、こっちは小学6年男子ふたりと

 女の子”ブーブー”はどう見ても小4、

 いや小3くらいにも見える感じで、

 どうしたってこの3人の中で恋愛が

 どうのこうのにはならないのさ。

 あとねぇ、いちばん大きな違いが、

 こっちは、殺人犯は出てくるけど、

 サイコパスが出てこないのよ。起こる

 事態がみな、論理的なの。

 岡田将生が演じた役に当たるキャラク

 ターなんて、職業や性格的なもので

 結構不当な差別を受けてるし、奥さん

 には愛されないしで悶々としてて、

 しかもね、若ハゲなのよ。でそれを

 隠してんの、カツラで。そのカツラを

 とってハゲなんだってこちらが分る

 シーン、たしかその1シーンだけだっ 

 たと思うんですけど、すごく鮮烈だっ

 たの(笑)。うわ...ってなった。

 奥さんのことを殺してしまう件り

 (直接は描かれないんだけど)はやや

 飛躍があるものの、どの行為も、気持

 ち的に分るものだし、終盤の決断など

 は、岡田将生だったら100%しないこ

 となのよ。

 

 なので、むしろこっちは、人情噺なん

 だよねえ。元刑事の男が、不遇な少年

 の後見人にやがてなっていく展開とか

 は、胸が熱くなりましたもの。

 映画の方では北村一輝が演じた父親

 のキャラクター。あれは、映画内の

 短時間で表わすのは難しいよなあって

 こっち観て思いました。こっちの父は、

 結構ダメなところもあるんだけど、と

 ても人間臭く描かれてて、父と子の

 ドラマっていうのが、かなり重要にな

 ってくるのよ。「ゴールド」の方は、

 息子がサイコパス中学生だから、彼の

 視点で、「はい、ダメ人間です」とさ

 れちゃってたけど、北村一輝ですから

 ねえ、そんな見た目でダメな人ではな

 いわけよ。ここは「ゴールド」の呑み

 込みづらいところだったなあと思い出

 したりしました。

 ま、ドラマシリーズの方が、いろんな

 ところ丁寧に描けるから、比べるのも

 アレなんだけどね。

 逆に言えばさあ、「ゴールド・ボーイ」

 の、脚色ぶりは、凄まじいよ(笑)!

 よくそんな話にこれをしたねっていう

 (原作がどうなのか不明なんだけどね)

 

 岡田将生の”若ハゲ”も観てみたかった

 けどねえ(笑)。 ★★★

 

 中国ドラマ『バッド・キッズ 隠秘之罪~隐秘的角落』(原題・隐秘的角落)ドラマレビュー:原作《壞小孩》とどう違う?【秦昊チン・ハオ】【榮梓杉ロン・ズーシャン】【史彭元シー・ポンユエン】キャスト情報・あらすじ・感想※ネタバレあり  | teco-blog さん

  

 

そんじゃまたね。

チャオ。