Ferryどうも。
1971年のアメリカ映画って並べると、だいぶ”色”がはっきりしますね。「断絶」、初めて聞きました。ジェームステイラーとデニスウィルソンが主役って凄いね。に、ウォーレン・オーツか。配信は無いんだね。ディスカスかあ。そのうち突然リマスタして劇場に掛かったりしないんすかね。「バニシング・ポイント」みたいに。マイケル・ケイン「狙撃者」は、DVD持ってんですよねぇ、なぜか。イングランド北部の、殺伐としたヤクザの世界。 『国家が戦争に向かうとき』片山杜秀、田中駿介 朝日新書 読了しました。一応、杜秀さんの新作は読むようにしてるので。「開戦前夜」で、東条がなぜ開戦を止められなかったのか、陸軍とは?みたいなところは、片山解説が補足してくれたりします。
「プライベート・ケース」('26)
レベッカ・ズロトヴスキ 脚本、監督
アンヌ・ベレスト 脚本
ジョディ・フォスター、ダニエル・オー
トゥイユ、マチュー・アマルリック、
イレーヌ・ジャコブ、フレデリック・
ワイズマン
『自身の患者だった女性の突然の死に疑
問を抱き、独自に真相を探り始める謎の
行方をスリリングに描く。ジョディ・
フォスターがフランス映画初主演。全編
流暢なフランス語で精神分析医を演じる』
(allcinemaサイトより)
仕事もプライベートもパッとしない、近
隣住民や元家族との関係もうまくいって
ない中年おばさん(ジョディ・フォスタ
ーがこういう役って、珍しいかも)の、
いわゆる”素人探偵もの”ですが、ジョディ
フォスなんで、基本、眉間にしわが寄って
て雰囲気険しいんで(笑)、軽妙さは無く、
そこは、元夫役のダニエル・オートゥイユ
が専ら担ってる感じでしたね。
”自分の流儀”みたいなものに凝り固まって
たジョディが、この”冒険”を経て、周囲と
調和していけるようになりました ってい
う、成長の話でもありました。
ダニエル・オートゥイユ、マチュー・アマ
ルリック(怪演 笑)ら仏映画界の大御所
が出てたり、話のキーとなる患者役が、
「急に具合が悪くなる」でカンヌ受賞、
「ベネデッタ」('21)他のヴィルジニー・
エフィラだったり、イレーヌ・ジャコブや
フレデリック・ワイズマン監督がカメオ的
に出てきたりと、何気に豪華。こういうと
ころは、ジョディ・フォスターの力に依る
ものなんでしょうねきっと。
精神科医が主役の話で、オープニングに掛
かるのが、トーキング・ヘッズ「サイコ・
キラー」って、どゆこと(笑)ってなりま
した。フランスのエスプリ?(笑)
話はねえ、よく分かんなかった(笑)。
★★1/2
「TASK」 ('25.9月~ U-NEXT)
ブラッド・イングルスビー 企画、
製作総指揮
マーク・ラファロ(製作総指揮兼)、
トム・ペルフリー、エミリア・ジョー
ンズ、ジェイミー・マクシェーン
『フィラデルフィアの労働者階級が住む
郊外。司祭からFBI捜査官に転身した
トムは、連続麻薬製造施設強盗事件を追
う特捜班(タスクフォース)の指揮を任
されるが、過去の喪失を引き摺り、娘と
の距離も縮められずにいる。一方、清掃
作業員として働くロビーは、厳しい経済
状況の中、壊れゆく家庭をどうにか立て
直そうと苦悩する。交わる筈のない2人
の男の人生が交錯し、避けられない事態
へと展開していく....』(公式HPより)
同じHBO製作の傑作ドラマ「メア・オブ
・イーストタウン」の製作陣によるドラ
マシリーズ。一応今のところシーズン1
ということのようです。1話60分×全7話。
やはりこれも、面白かったぁ。
トム(ラファロ)の家の事情(ここが最
もヘヴィー)、トムが指揮を執るFBIの
タスクフォース、ロビーの家のエッジー
な家庭環境、バイカー集団で麻薬製造組
織:ダークハーツ、主にこの4者それぞ
れが、それぞれに複雑な思惑で以って交
錯し合う構造になっていて、しかもどの
サイドも必要十分に丁寧に描き分けられ
ているので、「メア・オブ~」もそうでし
たけども、物語としての厚みがあるんで
すよね。脚本の”綾”というかな。かなり
な見応えです。サスペンスフルな展開と
いうのもあり、わたくしは週末の2日で
一気観してしまいました。
前述の4者。みなが、深く傷ついている
し、疲弊していて、しょっちゅうボタン
を掛け違えてるんだけど、そんな中で、
ロビーの姪のメーヴ(エミリア・ジョー
ンズさん。どっかで見たなあと思ったら
「コーダ あいのうた」('21)で、家族で
ひとりだけ健聴者の役の彼女でした)だ
けが、打ちのめされながらもぎりぎりで
前を向き続けてファイトしてて、すごく
好いんですよね。魅力的でした。
あと、ロビーに感情移入させることに成
功している点も、作品の魅力のひとつに
なってると思います。トム・ペルフリー
さん、好演でした。
まあ、マーク・ラファロが主演してて製
作総指揮もしててって時点で間違いない
とこなんだけどね。因みにマークは、
「クライム101」と同じことをしてまし
たよ(笑)。ってか順番逆か。本作からの
「クライム」のあの役だったわけだね。そ
う考えると、本作と「クライム」、大きく
は、とても似た話かもなあ。
★★★1/2
「映画検閲」 ('21)
プラノ・ベイリー=ボンド 脚本、監督
アンソニー・フレッチャー 脚本
ニアフ・アルガー、ニコラス・バーンズ
『1980年代、サッチャー政権下の英国を
舞台に、過激な有害シーンのチェックを
行う検閲官が、ある一本のホラー映画を
きっかけに、幼い頃に失踪した妹の生存
を確信し、その映画の謎を調べるうちに、
次第に映画と現実の境界が曖昧になって
いく恐怖の行方を描く』(allcinema)
アマプラで。
前述のようなあらすじから、すわっ!
ポール・シュレイダー監督×ジョージ・
C・スコット「ハードコアの夜」('79)
的な話かっ!と、思いきや....... 後半
はだいぶ、混沌となって、訳が分からな
くなってしまってましたね(笑)。
謎の巨匠変態監督”フレデリック・ノース”
って、誰かのことなのか?.... ★
そんじゃまたね。
チャオ。