Ferryどうも。

 

週末急遽、日帰りでまた北への旅になりました。学生協主催の説明会と住まい探しだす。俄かに忙しくなってきた。「夜明けのすべて」観たいけど時間がない。アリ・アスターの「ボー」は、3時間あるということで端から難色です。

 

 

STOP MAKING SENSE」

 ジョナサン・デミ 監督

 ジョーダン・クローネンウェス 撮影

 (「ブレードランナー」や「アルタード・

 ステイツ」も撮ってる人なのね)

 

 4Kレストア版が、IMAXで公開!という

 ことで、3年半前の劇場リバイバルのとき

 行ってるしどうすっかなあと思いましたが、

 やはりここは、行ってきましたよ。

 いやあんなデカい劇場なのに(IMAXだから

 ね)、20人いなかったんじゃないかなあ?

 (笑) ま、仙台じゃあ、そんなもんかしら

 ね。でも行ってよがったあ~!音がさあ、

 特に低音が。クリス・フランツのドラムの

 鳴りが全然違いました。あとさあ、

 「サイコ・キラー」で出てきたときのデヴィ

 ッド・バーンのスーツ、色は淡いグレーなん

 だけど、シャドーストライプが入ってるって、

 今回IMAXで観て初めて知りました(笑)。

 

 ジョナサン・デミの映画って特に顔面回りの

 至近距離映像が多い気がしますが、IMAXだ

 と、迫力が相当にありました。「SWANP」

 とかのデヴィッドが上半身をぬうっと起こし

 て画面に出てくるところとか、やっぱとて

 も”映画的”です。「ガールグレンド・イズ・

 ベター」のイントロのとこと、カメラで撮っ

 てるクルーにマイクが向けられて、それに

 応えるところ で、チビりそうになりまし

 た。格好良くて!

 まあ、後にも先にも、この”スタイル”

 (MAKE SENSEするなっていってんだか

 ら脱スタイルなんでしょうが)のものは

 唯一無二でしょうねえ。

 

 ただ1点、これは3年半前のときどうだっ

 たか憶えてないんでアレなんですが、字幕

 がさあ、MCだけじゃなく曲にも全部入っ

 てんのよ、今回。これが、すげえ邪魔(笑)

 だって「家を燃やせ!」とか「川に投げろ

 !」(こっちはアル・グリーンの曲だけど)

 とか、物騒且つ意味不明(STOP MAKING

 SENSE)なことばっか歌ってんのにさあ、

 歌詞訳なんて要る?って思った。「サイコ・

 キラー」が「猟奇殺人鬼」よ(笑)。そりゃ

 あそうかもしれんけど(笑)って思いました。

 途中からは視界から消すようにしたけどさあ。

 

 まあ、それでもね、ボクにとっての至福の

 時間でした。★★★★(字幕分でマイナス★)

 

   ストップ・メイキング・センス』4Kレストア版の驚くべき舞台裏 伝説のライブ映画はいかにして蘇ったか? (Rolling Stone Japan) -  Yahoo!ニュース さん

 

 

 

 

UNBELIEVABLE たったひとつの

真実」 ('19 NFX配信)

 

 リサ・チョロデンコ、マイケル・ディナー、

 スザンナ・グラント 脚本、製作、監督

 トニ・コレット、メリット・ウェヴァー、

 ケイトリン・デヴァー

 

 失敗しました。ネトフリ退却直前になって、

 観始めてしまいました。1話約50分で全8話。

 

 まだローティーンと思しき少女マリーが夜、

 突然にレイプされてしまうところから話は

 始まります。警察に届け、捜査が開始され

 るものの、マリーの過酷な生い立ち(里親

 を転々と...)とおっさん刑事ふたりに

 よる杜撰な初期捜査の影響(警察への里親

 の”入れ知恵”がいちばんきつかった)で、

 あろうことか、仕舞には、マリーが”嘘の

 告発”をしたということで警察側から訴えら

 れることとなり、ぎりぎり繋がっていた

 生活環境、仕事、友だち、全てを失ってし

 まうことになります... という出だし

 で、これが、まあ!面白い。

 

 若年の女性がレイプを告発したときに起こ

 る様々な、動揺、ハーレーションみたいな

 のが描かれていてとてもリアルですし、

 警察の杜撰な捜査っていうのも、そんな

 悪意をこめて描かれてるわけではなく、

 いかにもありそう、ゆえに恐いというもので、

 学びが多いですし。非常に今日的なテーマを

 扱ってますが、他の作品に比べて、アプロー

 チの丁寧さ、真摯さに秀でている感じがしま

 す。<ネタバレ>になりますが、最後、犯人

 が受ける”辱め”は、直接的には描けない、

 犯行を想起させるものではありますが、被害

 者の女性たちは、より卑劣な手段で辱められ

 たわけで、何らもイーブンにはなりませんね。

 

 マリーを演じるケイトリン・デヴァーさんは、

 どっかで観たなあと思ったら、「ブックスマ

 ート」('19)の主役の娘でした。「ヘレデ

 タリー」他のトニ・コレットがクレジットさ

 れてるんですがなかなか出てこなくて、??

 ?なんですけど、ネタバレになるのでこの先

 は言いませんが、その構成とかがまた!イイ

 んですよ。一気に観てしまいましたわ。これ

 もまた、ネトフリ再開のときmustでお願い

 したい案件ですな。★★★1/2

 

  Unbelievable"を観ました : デンな生活 さん 

 

 p.s 結局ネトフリ延長したので、チェ・ウシ

 クとソン・ソックが共演、2月9日に配信が

 スタートされた話題のドラマ「殺人者のパラ

 ドックス」を、イってみたいと思いますよ。

 

 

そんじゃまたね。

チャオ。