実家っていい
帰れる場所があるっていい
しかも美味しいご飯が待ってる
最高の場所
ご飯が美味しいと人は集まる
母は料理上手で栄養バランスも良い、と思う
小さい頃は苦手な野菜がたくさんあって
たくさん残しただろうな
好きなものだけ食べていたような記憶
小学生の頃
土曜日も昼まで授業があって
帰ってきたらお昼ご飯が待っていた
土曜日のお昼は子供の私にとっては特別で
おうどんかマック🍔
うちは貧乏なので
外食なんてした記憶がない
したのかもしれないけれど
お家ご飯の記憶しか残っていない
お家ご飯が美味しくて
外食なんてしなくても満足していただろうと思う
でもたまのマックがご褒美で
すごく特別な食事だった記憶
お家ご飯はだいたい和食
パンや麺はあまり出たことがないと思う
白米にお汁、おかずを大皿に何品か
中でも母のだし巻き卵と豚汁は最高だった
よくウチの庭に来る猫ちゃん
月1〜2回の週末は子どもを連れて実家へ
あと何回母の料理が食べられるだろう
まだまだだと、永遠だと思っているが
いつか食べられなくなる日がくるんだろうな
と思うと、複雑な気持ちになる
親とのコミュニケーションがうまく取れない私
もともと親に相談したり、自分から話しかけたりもしない私
幼い頃の記憶を辿ってみると
否定されたり小馬鹿にされたりすることもあった
もちろん褒めてもらったことも覚えているけど
ネガティブな記憶の方が強く残っている気がする
コンプレックスも多い
だからと言って親のことが嫌いなわけじゃなく
愛情もしっかりもらったのだと思う
でもなんか蟠りがあって
うまく話すことができない
ただ、孫(私の子)との関係は良くしてもらいたくて
頻回に実家に帰るようにしたり
頼ったりしている
迷惑もたくさんかけている
蟠りは消えそうにないけれど
母のご飯は大好きだ