法事ということで、いつも分からないと思っていた仏様の自己学習です。
仏様は何人いるの?
仏教には仏様が多数おられます。京都や奈良の大きな本山に始まり、地方の寺院には様々な仏像が安置されています。仏教を開いたお釈迦様、浅草の観音様、成田のお不動様、あるいは道端に昔からまつられているお地蔵様。どれも皆仏様です。
密教で仏の世界を現すとされる曼陀羅には、1875体の仏様が描かれているそうです。これ以外にも名前だけの仏様もおられるそうで、数千体に上るのではないかとも言われています。
描かれている仏様を分類すると次の様になります。
〔如来〕
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「悟りを得たもの」という意味で、大日如来、釈迦如来(お釈迦様)、阿弥陀如来、薬師如来などがおられます。
〔菩薩〕
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如来になるべく修業に励んでいるもの、あるいは既に修業を終えた後、衆生を救うべく人間の世界にとどまっているものを言います。観世音菩薩(観音様)、地蔵菩薩(お地蔵様)、文殊菩薩などがおられます。
〔明王〕
仏道の敵を調伏して仏道に救済する仏様で、恐ろしい姿形をしています。不動明王(お不動様)などが有名です。
〔天部〕