父に面会、母の様子伺い。 | ひとり娘の両親介護日記

ひとり娘の両親介護日記

アラフィフひとり娘。3年間の両親自宅介護生活とその後を綴ります。

私の職場復帰まで数日。必死に家の片づけや庭の草むしりを

する。汗だくになっても終わりそうにない。それでもゴミ袋が

いくつもパンパンになる。この家は一体どんだけ溜め込んで

いるのだろうと思う。

 

有料老人ホームに入所している父の所へ面会に行く。仕方ない

ことだけれど、差し入れは面会時に食べきれる分のみ、という

決まり。コーヒーと小さめのお饅頭とおせんべい1枚を持って

行った。30分間の面会を終え帰宅すると、母の特養から電話が。

寝てる時に背中やお尻が痛いので、家で使っている敷布団が欲しい

とのこと。自由に私が動けるのは今のうちなので、すぐに施設に

持って行く。事前に母に電話する。何か言いたげな様子だったけど

何も言ってこない。私が「お布団持って行くからね!」と言うと

「うん」と弱々しく答える。言いたい事はあきらめた感じ。

 

施設の入り口で職員の方に布団をあずける。様子を聞いてみる。

いつか帰れると思っているらしいと。本人は新しい施設にショート

ステイに行ってて、今度は少し長めの滞在だとの認識。入る前に

ずっと入ることになるよ、と伝えたことはあるのだが、ものすごく

険しい顔で「ずっと?????」と言われ「死んだ方がマシ」と。

それからはお互いハッキリと話していないので、この会話は母の

記憶から消されているのだと思う。頭はしっかりしているはずなのに

本当のところは分からない。自分の親なのに。