~正常な生理作用で血圧があがる~

 

 みなさんは高血圧を放っておくと、すぐに脳卒中になってしまうと思っているかもしれません。しかし、高血圧が認知症がんを予防していることがありまり、また、血圧を下げるクスリ💊が原因で高血圧になることもあるのです。

 

腎臓が弱ってきて高血圧になる「腎性高血圧」という病気もある。今では2.5人に1人の割合で、腎性高血圧のほうが増えてきている。毛細血管の目詰まりが原因なので別のアングルでの治療が必要。〈血液検査腎機能eGFR60以下の方は慢性腎臓病

 

 そもそも高齢になると、なぜ血圧が高くなるでしょうか?

 

 年をとると、だんだん体が硬くなるように血管も老化現象で少しずつ硬くなっていき、動脈硬化になります。血液の栄養成分を身体の細胞に送り込むには、血液の圧力が必要です。血管が硬くなればより強い血圧を必要とします。いわば必然的に血圧を上げているのです。

 

 

 高血圧が動脈硬化のになると言われますが、動脈硬化になるから血圧が上がるということがあるのです。つまり、高齢になってある程度血圧が上がるのは正常な生理作用なのです。

 

 クスリ💊や極端な減塩で血圧を下げると、細胞に必要な栄養素を十分に送ることが出来なくなります。脳では脳細胞に必要な栄養素・酸素が減って認知症老人が増える可能性があり、また、うつ病になりやすくなることも考えられます。血圧を下げるクスリ💊や減塩食が病気を作っているのです。

 

 

 血圧を電圧や水圧に例えるとよくわかるでしょう。電圧が下がると電気製品は十分に機能に機能しません。水道の水圧が下がると炊事や洗濯に時間がかかってしまいます。

 

 

 病院にいって血圧が高いと、必ずと言っていいほど血圧を下げるクスリ💊を出され、「高血圧のクスリを飲まないと脳卒中になる」と脅かし文句を言わてることがあります。また、血圧が正常な人が塩分を控えることや減塩醤油を進められ、「減塩食をすれば高血圧にならない」と安心言葉を言われることがあります。しかし、こんな言葉に騙されてはいけませんね

 

参考文献 (医者と薬にだまされない法) 著者 (三好基晴 医学博士)