こんにちわ![]()
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今回もMR2 SW20型 V型のステアリング交換の記事です![]()
いつも前振りが長いのでサッサと始めましょう![]()
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■寸法の変更で起こること
ステアリングを変更すると、もちろん見た目が変わりますが寸法も変わります。
純正サイズと変更するステアリングで寸法が変わると何が変わるのかを確認していきましょう。
今回はわかりやすく説明するために山崎が交換したナルディと比較していきます![]()
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山崎が選択したのは
ナルディ クラシック
タイプラリー 330φ
所謂小径のディープコーンってやつです![]()
小径はステアリングの外径が小さいのことを、ディープコーンとはステアリングの奥行が深いことを示します。(ディープ:深い コーン:円錐)
さて、それぞれの寸法ですが
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こちらを参考にしていただいて
ナルディ クラッシック タイプラリー 330φ(以降山崎のナルディと記載)
は
- 高さ : 330mm
- 幅 : 330mm
- グリップ幅 : 27mm
- グリップ厚 : 31mm
- 奥行 : 52mm
となっています![]()
前回も記載していますが、山崎のMR2の純正ステアリングの寸法は
- 高さ : 370mm
- 幅 : 370mm
- グリップ幅 : 25mm
- グリップ厚 : 35mm
- 奥行き : 120mm
さて。
ひとつひとつ比べていきましょう![]()
先ず、どちらも真円タイプなので高さと幅はどちらも同じ寸法となっています。
山崎のナルディは純正と比べると寸法は40mmのダウンなので小径らしい小径ですね。
この変更で変わるのは
- 見た目が小さくなる
- レスポンスがクイックになる
- ステアフィールが重くなる
といったところでしょうか。
それぞれで起こる変化はというと。
見た目が小さくなるとどうなるか?
ステアリングのスポークがメーターへの視界を遮ってメーターが見にくくなります。
山崎のMR2ではステアリングスポークが視界を遮った結果、速度計は文字盤が100km/hまで見えにくくなりました。
タコメーターは3000回転以降は見えにくくなりました。
代わりにカッコよくなりましたww
次にレスポンスがクイックに。
これは普通に物理の問題ですよね。
外径が小さくなるということは同じ角度を操舵するのに必要な移動距離が短くて済みます。
ですのでクッ!と切るとカッ!と曲がります![]()
(まさかの擬音表現ww)
最後にステアフィールが重くなる。
これも同じく物理の問題ですね(それで言ったら全部そうなんですけど・・・ww)。
同じ角度を短い距離で動かすので、より強いトルクが必要となるのでステアフィールは当然重くなります![]()
次にグリップ幅(H)とグリップ厚(D)。
わかりやすく言うと、ステアリングの太さですね。
純正が25(H)×35(D)なのに対して、山崎のナルディは27(H)×31(D)です。
寸法だけで見ると、純正に対して山崎のナルディは少し幅が出て奥行が細くなった寸法になっています。
握り比べてみた実感では普通に純正より細くなったという印象が強いです。
幅が広くなった印象は特に受けません。
これはナルディ特有の使用で、レーシンググローブをした際の握り心地を考えて細めに設計されているようです。
MOMOの類似スペックのドリフト(商品名)なんかは30(H)×31(D)なので、ナルディの方が少し細めですね。
この変更点では外径の小径化も伴ってしっかりステアリングを握らないと、右左折が大変になりました。
けれど、あくまで感覚的な話なので実際の握力などが過分に必要になったかどうかまでは分かりません。
最後に奥行ですね。
数字だけを見ると、純正が120mmに対して山崎のナルディは52mmなので
「デープコーンとか言いながらメチャメチャ奥行が短くなるじゃん!
」
と言いたくなるところですが、そうではありません![]()
社外ステアリングに交換する際は、
ステアリングボス
なるものをステアリングコラムとステアリングの間にかまさないといけません![]()
※ステアリングコラムとは、ウィンカーレバーやワイパーの操作レバーがついたステアリングとメーターパネルの間にある箱のような部分です。
これはステアリングと別に用意しなければいけないもので、それぞれのステアリングメーカーと自動車メーカーの対応部品として売られています。
これもボスの製造メーカーによって様々な使用があるので自分の車とステアリングに合ったものを探して準備する必要があります![]()
このボスの奥行も計算して
ボス+ステアリング
の奥行寸法が実際の社外ステアリングを装着した際の奥行寸法になります![]()
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この寸法の変更は短くなればなるほどステアリングが自分から遠くなります。
逆に、この寸法が長くなればなるほどステアリングは自分に近づいてきます。
ここをあまり短くしすぎると運転時の座席調整が前になってペダル操作がしにくくなったり、長くしすぎると今度はペダルに足が届かなくなったり、ウィンカーレバーに指が届かなくなったりします![]()
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そして、ここを調整することがもしかするとステアリング交換の最大のキモになるかもしれないポイントなのです![]()
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はい![]()
といったわけで今回はここでお時間となります![]()
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相変わらず全然記事が進まないじゃん![]()
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こんな調子なので、ステアリング交換はまだまだ記事が続くと思います![]()
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どうぞ気長にお楽しみください![]()
それでは![]()
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ご拝読ありがとうございました。
2019.12.23
ぎっしゃんa.k.a山崎義史




