こんばんは。現役介護員&介護福祉ライターのさがらゆみこです。いつも読んでくださってありがとうございます。    

 

 

先日の実家帰省の時に、何冊か本を買いました。そのうちの1冊を紹介します。

 

 

タイトルは、「親の介護、それでも人生思い通り!」

 

 

 

 

 

 

著者の児玉浩子さんは、介護離職予防コンサルタントさんです。児玉さん自身、約30年間親族を介護されてきました。介護保険制度もない時代。家族の負担は相当大きかったでしょう。

 

 

しかし、この本のまえがきには「親の介護をしながら思い通りの人生を生きることは可能です」と書かれてあります。それはなぜか?。それをシェアさせていただきます。

 

 

印象に残ったフレーズは以下の通りです。

 

1番にあなたが考えるべきはあなたの人生

・人生の目標をざっくりといいので考えてみる

・あなたが人生を犠牲にしたと感じない範囲で介護すると決める

・親が亡くなったあとも生活は続く

・介護は長丁場

 

 

ライターとして、そして1人暮らしの父を見守る娘として、色々考えさせられました。

 

今父は80代。比較的元気ですが、こまごました体調不良が出てきています。近い将来、要介護の状態になるかもしれません。そうなると、当然遠距離介護になります。そうなったら私はどうしたらいいだろう?。いつもそのことが頭にありました。

 

今だから言いますが、亡くなった母が最初に入院した時に「お父さんのために仕事を辞めて帰ってきて」と言われました。父を1人にしておくのが不安だったのでしょう。数日後母はその言葉を取り消しましたが、言われた時は相当悩みました。

 
 
今父のために実家に戻れるかと言われたら、それは出来ません。4月からフリーランスになるとはいえ、仕事はあるし、夫もいます。そのことについて罪悪感もありますが、この本が答えをくれました。
 
今度実家に帰る時、もし介護が必要になった時のことなどゆっくり話してみようと思います。最初は嫌がるかもしれませんが、時間をかけて話していきます。
 
現在介護をされている方、今後の介護について不安を抱えている方におすすめの1冊です。
 

 

 

 

 

 

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